毎日ドリル

 最近、子どもと一緒に算数の問題を解くことが多い。

 一応、小学校が義務教育されている昭和の生まれなので、小学校は卒業している。
 ついでに、中学と高校も。

 なので、小学生の算数はできて当たり前なのだが、全くわからない。

 計算問題は計算すればいいのでわかる。

 問題は図形である。

 三角形の対比や体積・容積。
 意味がわからない。
 解説を読んでもわからない。

 小学校の頃に、算数は不得意だった。
 ヒラメキパワーが発揮されて答えが合っていることもあったが、考え方が違うから、二度と解けることがなかった。
 だから苦手だった。

 ちんぷんかんぷんな頭の私に、子どもが説明をしてくれるが、それもよく分からない。
 説明してもわからない顔をしているせいか「もういいよ、ゲームしてなよ」と言われる始末。
 そのうちにこたつの温もりに負けて、夢の中へ旅立ってしまうこともしばしば。

 もう一度小学校からやり直せば、違った人生があるかもしれないと思ったが、算数ドリルを解けない時点で、やり直しても似たような人生しか送れないのではないかと思い始めたので、小学生に戻るのは止めておこうと思う祭日の夕方であった。

 

 
 

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湯川りり子

日々の暮らしあれこれ②

毎日の生活をなんとなく綴るマガジン
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