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うつ病の本を読み直す


著書「うつ病新時代」著作者:内海健(勉誠出版) この書籍は、言葉が難解で私は何度も繰り返し読み、線を引くなどしてBPⅡを理解するために勉強した。その中の、いくつかの文章を引用する。

所感

①に関して:人生そのものが波乗り。この言葉通りなのだ。私は20代半ばの時に、他人から、普通に生きる事を勧められた。
②変化・行動的・波乱・変更・ロマンス・才人・創造性。これも、この言葉通り。私は、この書籍を読み、父の事が書かれているかと思うくらいピタリと当てはまった。それと同時に、父の転職や苦悩、精神的な症状が全て病気によるものだったと理解できたのだ。
③メランコリー型の特徴は、父そのものである。中でも「依存的」というのがキーワード。父も私もどこか依存的だった。しかし、依存対象が断念されると、今度は自立に向かっていく。
④抑うつの出現様式は、私は部分的なのだ。今日も平日の疲れが出て、頭の回転は止まったまま抑うつ状態になっていたが、外に出ると段々起きてくる感覚になっていく。そして、不安・焦燥のほか、「聴覚過敏・関係念慮」
この聴覚過敏は、不思議なくらいに家族に受け継がれている。関係念慮は稀にあるという感じ。摂食障害も受け継がれている。

この書籍を読めば、不思議なくらいに救われる。自分がずっと、不安に感じていたことの解答がここにあると言っていいくらい。病気というか、体質というか症状というか。書籍の中に「軽躁というデーモン」と表現されている章があるが、デーモンだと感じる事もできれば、常に活動性を起こしてくれるエネルギー装置とも思えたりする。

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