どうも、ねこかぶりです🐈

この間、今年初の東京宝塚劇場に！！
無事足を運ぶことができました！！

何せ雪組が東京に来てから
一度公演中止になってしまい....。
無事開演されましたが、
何があるか、先の読めないご時世です。
油断はできない状況は続いていました。

私自身、緊急事態宣言や何やらで過去に何度も、
観劇予定だった公演が休演してしまっているので、
当日、宝塚のホームページを朝一番に見るくらい、
神経質になっていました。

結果、無事観れました....
心の底からうれしかったです。

ということで、
観劇した感想をつらつらと書きたいと思います。

まず『夢介千両みやげ』

当日は日本物かぁ。としれっと思っていたのですが...
後から、実は劇場で雪組の日本物（和物）のお芝居を
観るの初めてかも....！と言うことに気づきました。

雪組の日本物作品の初めてがこの作品だと言うことが、
とてもうれしかったです！

そのくらい面白いし、感動するし....。
....ということで、レポしたいと思います！

彩風咲奈さん演じる夢介の人の良さ、
口調の優しさ、心の優しさ....。
自分にとって都合の悪いことを他人からやられても、
嫌な顔ひとつせず、逆にお詫び両として
100両ほど渡してしまう....。何て善人なんでしょう.....。

本当に優しい心を知らないと演じられない、
難しい役だなぁと思っていましたが、
彩風さんは本当に優しい方なんでしょうね....。
夢介の善良さが本当によく滲み出ていて
よかったです！

私は彩風さんの目の演技が好きなのですが、

本当に素晴らしかった....。

そして、相手役の朝月希和さん！
実は個人的に....朝月さんが大好きで....。
今回も朝月さんのベテランっぷりには圧倒されました。

本当に凄い方....！
トップ娘役さんになる前も何でも卒なくこなして、
とても器用な娘役さんだなと思っていましたが、

トップ娘役さんになってからも
よりパワーアップされて....。

不躾ながら、
本当にたくさん努力なさっているのだろうなと....。

この間の朝月さん演じた槇村香役も
男勝りなところもあるけれど、
女性らしい、可愛らしい一面がたくさんある難しい役を
素晴らしく演じていましたが、

今回のおらんだお銀。槇村香とは違うから、
どういう風になるのだろう.....と注目して観ていたら、

やはり素晴らしい。
悪いスリの役から夢介の優しさに触れて、
あたたかく、心も強い、
穏やかな女性になっていくところを
しっかり演じてらして、
本当に素晴らしかったです。

実はこの作品、どうやら原作があるみたいなので、
後日、読んでみようと思います！！

そして、ショーもの！
「sensational！」

中村一徳先生　作・演出のショーって
かっこいいですよね。

曲もロックだし、かっこいいし、
キャッチーだし....。

男役さんはもちろん、
娘役さんもバチバチにかっこいい....
かっこよく魅せる作家先生ですよね....。

総合的に、現代っぽくも宝塚っぽい、
素敵なショーでした！

どのシーンもロックで、宝塚らしく
華やかで、美しくて、
とても楽しかったのですが、

その中でも特に
彩風咲奈さん×朝月希和さんコンビの
デュエットダンスが心にジーンときました。

Fire fever!の時は、
やっと結ばれたんだ....という雰囲気に包まれた、
感動的且つ多幸感に溢れる素敵なデュエットダンスの
場面だったのですが、

今回はお互い求め合い、愛し合っているはずなのに、
なかなか素直になれず.....
みたいな
とてもエロティックな、
大人なデュエットダンスで.....。
（私にはそんなストーリー性が見えた気がしました！）

お2人ともダンススキルももちろん素晴らしいし、
色気も素晴らしいし....
お二人とも雰囲気はフレッシュさもありながら、
芸事に関しては、しっかりと貫禄もあって、

彩風さん×朝月さんコンビだからこそできる、
完璧なデュエットダンスだなと....
観ていて、うっとりしました。
胸が締め付けられました。

本当に良いショーでした。

芝居物とショーのギャップが激しい公演でしたが、
逆にそれが面白かったです。

この公演のように、
ギャップが激しいと、
お化粧の仕方も異なれば、
ダンスや歌のジャンルも異なるので、
舞台人としての技術も問われます。
難しいものだったと思います。

でも、さすがプロの舞台役者さんたちです。

舞台人として、
その心得は、当たり前なのかもしれませんが、
誰一人、気を緩ませることなく、
お客さんを楽しませ、魅了させ、感動させ...。
とにかく皆さん本当に素晴らしかったです。

ということで、
偉そうに、客観的に、長々と語ってしまいましたが、

読んでくださりありがとうございました。