見出し画像

うどんがおいしくって最高

仕事の帰り道に食べたうどんが、想像以上においしくって最高の気分で帰宅した。
いつものうどん屋さんのうどんなんだけど、お昼がおにぎりひとつでちょっとひもじい気持ちだったから、いつも以上においしさがからだに沁み渡ったんだと思う。あのだし醤油がしみた天かすと一緒にすする釜玉うどんが本当に好きだ。

このうどん屋さんが職場と駅をつなぐ道の途中にあったのは、最高にラッキーだったな。いつも昼間は行列していて本を読みながら順番を待ったし、帰り道、待ち人がいないのを見かけると、なんだかもったいないような気がして思わずのれんをくぐってしまう。夕暮れどき、のれんの奥の優しい明かりと、うどんを食べる人たちの後ろ姿。「いいね、いいね、みんな食べてるね」って、横目に見ながら帰るのが好きだった。

もう間もなくこの街を離れるから、最後の日は天ぷらもつけて盛大に味わおう。
ありがとうね、最後の日を終えたら、今度は休みの日にふらっと立ち寄るね。