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1/35 HAL-X10 フルスクラッチ製作記1

プロローグ

ブログで途中まで1/35 HAL-X10 フルスクラッチ製作記を公開してましたが、あらためてnoteで再構築します。今回は最後まで執筆するぞ!では、スタート!

はじめに

私にとって劇場版パトレイバーは人生でなくてはならないほどの作品です。すべてのシーンや音楽が大好きで、大人になると1989年に考えられたとは思えないリアリティのある近未来が予測されており関心します。

オープニングにしか出てこないレイバーHAL-X10ですが、零式と並ぶほどの魅了されていました。
ムック本の1/60スクラッチを眺めたり、入手困難なガレキをネットで眺めたりして、過去何度もHAL-X10を模型として創りたいと考えていました。
設計図を書きかけてはやめ、脳内で何を使えば作れそうか考えあきらめるの繰り返し。
どれもこれも技術面であきらめていたのですが、私の長年の「夢」だったので死ぬまでにやってみようと。2020年6月製作を開始し2020年12月に完成しました。
1/35と心に決めていたのですが、プラ板工作すら未経験に近く基本を
模型本から学びなおしました。
フルスクラッチは人生初。道具やマテリアル、苦労話が中心になります。

まずは設計図

まずは設計図ですね。大きいからこそ、バランスをあとから変更できないと覚悟していましたので、ガレージキット(ケムール様協力)、ムック本の作例を写真にとり印刷、倍率計算しました。
設計図(三面図)、本当にこれは良かったと思います。書かなかったらすぐにあきらめていたと思います。
設計図をみて愕然としました。こんなにデカいのかと。
また、設定画をみてもどうしても隠れてて形状がわからないところがあることに気づけました。

形状をイメージするのに苦労しました
作例を参考に。写真は1/60ですね。
設定画を何度も見るのでコピーをとっておく

本体から始める

設計図を書いて、まず製作にとりかかったのが本体です。
意外と本体形状を把握するのは困難でした。
プラ板工作も経験値ゼロ。40年近くプラモデルやガレージキットを製作してきましたが、エポキシパテが主なマテリアルでした。

プラモベースのエポパテ作品はエヴァンゲリオン正規実用型(ヴィレカスタム)8号機βをベースにしたエヴァンゲリオン第13号機。
一見初号機のようですがいろいろエポパテ工作してます。

本体前方ブロックを箱組み

話を戻してHAL-X10ですが、プラ板で箱組しはじめました。
ゴッドハンド アメイジングカッターとウェーブ メモリ付き1mmプラ板のおかげで、プラ板切り出しは思ったより順調でした

ただ本体前方部の斜めの面構成が難航。計算してもなかなか面にあったプラ板を切り出せません。

本体前方ブロック


形にはなりましたが前面は0.1mmレベルで同じ形にならず。。。
箱組みしてすぐに気づくのですが、大きさから強度保持のためにプラ板だけじゃダメ。
プラ棒を使い適当に使ってみました。
そう設計図は大きいのに外装しか設計していないのです。
フレームも設計すべきでした。
本体前方ブロックから後方に入りますが、フレームを考えていないので当然無理し始めます。

本体後方ブロックでミス!

本体後方ブロックについて設計図どおり作るのですが、面倒なことになります。

お気づきでしょうか?後方部が下方向に垂れていると勘違いして設計図を書いていたのです。後ほど修正されます。

これで正しいと思ってた水平でない後方ブロック


設定画をパースによる誤認識です。

上からはイイ感じ
とにかくデカいw

意外とサクサク進むのは道具のおかげです。
長年苦手意識のあったプラ板工作が少し楽しくなりはじめたころです。
何度も言いますが、ゴッドハンド アメイジングカッターとウェーブ メモリ付き1mmプラ板はマジで神器です。
ウェーブのプラ板が田宮のプラ板に比べやわらかいというのも初めて知りました。とても使いやすいです。

今はモデロイドのHAL-X10発売してます!!!お手軽に作れるので是非!



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