私が、下ネタOKの人間だからだろうけれども、いろんな存在とチャネリングすると、かなりぶっちゃけたことも教えてくれる。

彼は今、何を考えてる？ってカラスに聞けば
『抱きたいとかヤりたいとかそんな感じ』って言うし

小さな実がたくさんなる、おしゃべりな木は
『あの男、夢であんたのことひん剥いてすごいことしてるわよ』って、こっちが聞いてもいないのに教えてくれる。

彼が毎日のように使っている愛用品といきなりつながった時には
『いっつも考えてるよ、もう全部教えてあげたいくらい（笑）。もともとそんなに性欲強くない、にも関わらず、で本人が一番驚いてる』って言うから、私は笑うしかない。

いずれにしても、彼は、私とヤりたいようだ。

私も、抱いてもらえたら嬉しいんだろうな、っていうのは、それは思ってる。

でも、現実は、何も近付けない。

手すら握ってこない。

夢の中では、ひん剥いてるくせに。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−『彼とのことでつらくなったら、夫とヤりまくって忘れればいい』

そんなことも、言われたことがある。

私自身は４０過ぎてからは、夫とのセックスはほとんどしていなかった。

夫との間では、とてもじゃないけどそんな気になんてなれないようなことばっかりあったし、とにかく私は日々疲れてたし。

でも彼と出会ってから、心の中は嵐のようで、毎日のように泣いてはいたけれど、それでもどこかしら華やいだ気持ちがあったのも事実で、それに惹かれてか、夫は、ヤりたがった。

慣れた体だから、やっぱり私の体はいくらでも反応した。

でもそのうちに、自分が本当に抱かれたいのは誰なのかが分かってきて、私はつらくなった。

夫の手が、夢の中で覚えた彼の手のように思えて、私の脳は混乱した。

彼の名前を呼ばないようにとそれだけは気を付けて、私、何やってんだろう、って、そんな自分に嫌気が差したりもした。

そんな時に、言われたこと。

『夫からの愛は、彼からだと思えばいい』

それでいいのかな？

『愛は、もともと、ひとつだから』

宇宙の愛、大きな大きな愛。

私は泣いている。

『神を、宇宙を通せば、「彼に抱かれたい」という願いは、夫を通じて既に叶っているのと同じ』

誰かの夢が叶うことで、自分の夢も叶うようなイメージ、なのか。

やっぱり私は脳がバグったまま、夫に抱かれているのか、彼に抱かれているのか、分からなくなりそうなまま、目の前の夫に、身を委ねている。

私は、ただの、パイプとなって、ただ、そこに存在して、宇宙からの愛を、私の体を通して、ただ、流してゆく。

その愛が向かう先は、目の前の夫であり、心の中の彼でもあり、あるいは、もっともっと大きな場所、光ある場所へと、つながってゆくのかもしれなかった。