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チャネリングあれこれ①〜お花とのチャネリング

チャネリングを習って、一番最初の課題が、草花とお話してみましょう、だった。

庭や公園の草花でも、切り花を買ってきても、どちらでも良いから、と。

私は、初めてのお花屋さんに行き、二種類のお花を買った。

家に帰って、ドキドキしながら、お花とのチャネリングを始めた。

今日は、その時のレポートを、そのまんま書きたいと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜2月6日
青い色に惹かれて買ったお花。
お店の人に、デルフィニウムの一種と教えてもらう。

「よろしくお願いします」
と、挨拶するが、じーっとしてる、静か。

無になろう、頭を空っぽにしようと呼吸する、ただ見る。

小さいつぼみが目に入る。
「つぼみですね」と言うと
『時がくれば咲くのです』と返してくれた。
そこからどんどん会話ができた。

時を待てないことも多いです、と私。
『人間はそうですね。私たちは、咲いて、しおれて、枯れる、ただそれだけです。そのどこにも、悲しいとか、かわいそうとかありません』
全て受け入れるということですか?
『そうですね』

花の中にめしべ?小さいのがたくさんある。
『これひとつひとつが命です』
そんなふうにお花を見たことがなかったと気付く。

じっと見ると、小さな葉っぱの一枚一枚の動き、流れ方がとても美しく見える。
と、その瞬間、風もないのに葉っぱの一部がぴょんと動く。お返事してくれたみたい。

これからもまた、いろいろ教えてくださいますか?
『いつでも。あなたが心を開いてくれさえすれば』
ありがとうございます。
『でもあなたは、本当はもう全部知っていますよ』
え?
『あなたも咲きますよ。だから今は水をいっぱい吸って、あったかい光をたくさん浴びてください』

私は少し泣く。
落ち着いてから、お礼をいうと、一つ一つのお花たちが『またね』『またね』と言ってくれる。


2月7日
白と紫色のトルコキキョウ。

ーこんにちは。
静か。
ーお店で、美しくて高貴な感じだな、と思いました。
静か。

深呼吸する。無になる、と思う。じっと見る。

私も美しくなりたいです。
『美しくない存在などありません』
高貴にもなりたいです。
『全て尊いのです』
私は尊くない行動ばかりとってしまいます。
『それが、今のあなたの尊さなのです』
もっと尊くあろうとする気持ちが大事だということですか?
『そのままで尊いのです』

目をふと下に向けると、透明な花瓶を通して、茎が水の中に入っているのが分かる。
『あなたは今、愛について悩んでいますね』
はい。
『これまでの愛は、おそらく、咲いた花の美しさだけを見ているような愛だったでしょう。でもあなたは今、水の、土の大切さを知っている。あなたが今学んでいる愛は、そのような深いものなのです』

私は泣く。
でも、花がキレイだって言ってるだけのほうが...見せかけでもそっちのほうが...。
でも本当は分かってます、彼も私も。それは本当の幸せではない、って。でも...。

私は泣く。そうして
誰にも言えないけれど、彼が一番大切です。
彼を一番愛しています。
と言う。

にっこりしてくれた感じ。
『正直であることも尊いことです』

でも..本当に愛に生きられるかどうか分かりません。
『それでいいのです。そのまま、愛をもって、誇りをもって生きてください』
誇り。
『あなたは水と土の大切さを知ったのです。
花の美しさというのは表面的なもので、人間が作り出しただけのものかもしれない。
でもあなたはもっと深い愛を学んでいます。そのことに自信と誇りを持ってください』
はい。ありがとうございます。
『大丈夫ですよ』
お花たちがふっと私の顔周りに来てくれた感じ。
私は嬉しくなる。
だんだん顔がぽかぽかしてくる。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜課題を出された時、先生に言われたのが、
草花には精霊が宿っている、ということだった。

それを聞いたせいか、花瓶にいけるため茎を切る時に、ごめんなさいね、という気持ちになった。
初めての気持ちだった。

そうして、この、お花とのチャネリングを終えてから、私は、枯れていく花にもまた、美しさを感じるようになった。

少しずつ褪せてゆく色、水分が奪われていく花びら、それもまた、美しいのだ、と初めて分かった。

そんなふうに、思えるようになったこと、それだけでも、私にとっては、お花とのチャネリングはかけがえのないものだった。

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