ツインレイ光の仕事って?

ツインレイと出会った人は、光の仕事人、ライトワーカーとして、この世界を照らしていくらしい。

二人の愛が、世界を照らす。
二人の愛のパワーは凄まじいもので、その愛が周りを救ってゆく。
それは地球のためにもなる。
地球の波動が上がることで、地球の次元上昇、アセンションへとつながってゆくから。

...そんなこと言われたって。

はぁ?って思いませんか?

私は、はぁ?って思った。
地球の波動、とか言われた時点で、あ、怪しい話になってきた、ってそっと距離をおきたくなる。

光の仕事とかできる人もそりゃあいるのだろうけど、何の資格も特技もない、ただのパートの50女には関係のない話だ、残念だけど、私には光の仕事人というのは当てはまらない。

そう思っていた。
今だってそう思う瞬間がいっぱいある。

でも、私には光の仕事が求められている。


彼と出会ってから、私は心の中がぐちゃぐちゃで、ただそれを落ち着かせたくて、瞑想を始めていた。
その中で、伝えられるメッセージやさまざまなビジョン。
それらは、お前たちの愛で、この町を、この地を救っていけと、何度も何度も、私に伝えてきていた。
時には、この町にとどまらず、壮大過ぎて笑うしかないくらいに、大きなビジョンが見えたりもした。

『あなたには使命があります』
って伝えられた時、私は自分の心がいっぱいいっぱいで、イライラしてたから
ー私はそんな大層な人間ではありません。ろくでもない人間です。
って逆ギレみたいに言った。

そうしたら
『ろくでもない人間だからこそ、ろくでもない人間を救えるのです』
って返ってきて、私は笑うしかなかった。


私は元々、運命の出会いとか運命の人とか全く信じないタイプだったし、白馬に乗った王子様に憧れるなんてことも、若い頃から全然なかった。

幸せは、自分でつかみ取るものでしょう?って。
逆に、幸せにするよ、とか言われたらそれはそれでイラッとするかもしれなかった。私の幸せを勝手に決めつけないでよって。
めんどくさい性格ね(笑)。


そんな私が、50近くになって、一回りも下の男に出会って、ろくに話もしないうちからもう頭から離れなくて。

それだけでも大騒ぎなのに、挙げ句ツインレイだとか光の仕事人だとか、壮大な使命とか言われても。

もうわけが分からない。

宇宙からのメッセージだって、宇宙規模のドッキリを仕掛けられてるんじゃないかって思った。

その後、『ドッキリではありませんから』ってアシュタールに言われたけど。

光の仕事って言われても、自分に何ができるのかまだ分からない。
でも、伝えなきゃっていう思いはあって、だからこういうふうに書いてる。
それは私の意思を超えたところからの言葉のような気さえすることもあったりする。


前に尋ねたことがある。宇宙にだったか、大天狗さまにだったか。

彼はエサですか?って。

ただ、光の仕事をしろ、と言っても私は動かないだろうから。
この男をエサに頑張れと、ニンジンをぶら下げられてるみたいな。

『エサは必要だ』
『何のために男と女がいる』
『愛し合うためだ』


エサであるならば、彼の容姿や考え方が、私の好みにドンピシャなのは当然だった。
私はもう、神様に全部見抜かれていて、このエサがいいんじゃね?って。

私は彼を見ることで、彼と話す中で、自分自身を振り返る。
自分のコンプレックスや人としての限界みたいなものとか性格のわるさとか、そういうものにこれでもかっていうくらいに直面させられて、かっこ悪く泣いたりしながら、それでも自分自身や周りと向き合う勇気が出せる。
そうして少しでもまともな自分に変わっていこうと思えたりする。

それはエサがあるからできることなのかもしれなかった。
私みたいな人間には。

もしエサがなくても自分自身としっかり向き合えたり、自分を高めようと思えたり、周りを救うような光の仕事ができるような人間であったら、私はこんなにも泣いたり、つらいとか思ったりはしなかったのかもしれない。

でもこの、のたうちまわるくらいのプロセスこそが、自分自身の統合なのかもしれないと私自身は思っていて。

ツインレイ。運命の相手。キラキラ。統合は結ばれて幸せなこと。
そんなふうに思ってる人には多分反感を買うかもだけど、ツインレイって全然キラキラなんかじゃない、多分。

自分自身の闇をこれでもかっていうくらいに見せつけられたり、向き合わなくちゃいけないこと、やらなきゃいけないことが次々と出てきて、それでもひとつひとつ、自分にできることを、愛をもってやっていく。

周りにやさしくすること、愛を注ぐこと、生きながら仏さまみたいになるイメージ。
それが光の仕事って言われたら、今の私にはなんとなくしっくりくる。

そもそも仏さまになれないから、今人間やってるはずで(笑)
だから、光の仕事なんてめちゃくちゃ難しい、私にとっては。


でも。もし。少し前の私みたいに。

こんな年になって好きな男できるなんてバカじゃんって、夫にも子供にも顔向けできないし、友達にだって言えないじゃんって自分を責めたり、自分おかしくなっちゃった?とか思ってるような人がいたら。

大丈夫だよって伝えたい。

エサだから。

頑張るための。

ギフトとして与えられた。

ぶら下がったニンジンをうまく使って、自分自身が輝いていけばいい。

自分自身が輝くこと、それ自体が光の仕事かもしれません。

あなたの光がきっと周りを照らしています。








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