宣言。 CXO Night#3

CXO Night#3というイベントに昨日行ってきました。デザイナーや、デザインに関心がある経営者に向けた、倍率なんと7倍以上のイベントです。(まさか当たるなんて。期待してなさすぎて前日まで気づかなかった。)

自分の宣言のために、書きました。

昨日のイベントに向かう時、私はかなりどきどきしていた。なぜならイベントは「デザイナー」が集う場であるから。

一応来年4月からの肩書きはUXデザイナーだし(※先日就活を終えました)、広い意味でのデザインは勉強してきたし、私もデザイナーて言っていいのかな。でも「デザイナー」からみたらデザイナーじゃないんだろうな。話しかけられたら何て自己紹介しようかな。

そんなことを考えていた。

カタチに落とす力が弱いこと、そもそも落とした経験が少ないことが、私をそんな思いにさせていた。

そんな私のもやもやとした気持ちは、田川さん田仲さん深津さんというデザイン界隈では超超有名人のお三方のトークセッションにて晴らされた。

「デザイナーは、ユーザーに対して最も責任を持っている」
「デザイナーの究極の価値は、ユーザーに向き合えることである」

これらの言葉をきいて、ハッとした。

「カタチに落とせる人がデザイナー」と思っていたわけではないものの、確実に言えるのは、自分の中で、カタチに落とせる人・落とせない人で境界を引いていたこと。

良いプロダクトを生み出す上で、ユーザーに対し責任を持つ人達がいる。
その中で、「ユーザーにとっての良いプロダクト」の大事な要素となる「見た目」を作るのが得意な人もいれば、そうでもない人もいる。けれどそこに境界が存在しているわけではない。ただ、違い(個人差)があるだけ。

良いプロダクトを生み出す上で、ユーザーに対し責任を持つ人。それをデザイナーと私は呼ぼう。

だから私は、デザイナーだ。

肩書きなんて本質ではないけれど、デザイナーと名乗ることで、私の中で責任が生まれると思った。そして、ユーザーに対して良いものを生み出す力をつけることに、より貪欲になれると思った。
カタチに落とす力は、その一つになりうるだろう。

境界を定めず、限界を作らず、デザイナーとして良いプロダクトを作っていこう。


素敵なイベントを、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?