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京急線 電車とトラックが衝突 など(今週の気になること 2019.09.08)


1.京急線 電車とトラックが衝突 男性1人死亡33人けが 横浜

当初は、なぜこんなことが起こったのかと原因追及の話が多かったが、
復旧の早さと、京急の車両の頑丈さが犠牲を少なくした話など、様々なニュースが飛び交いました。
再発防止のために原因追及は大事だけど、まずは復旧を優先することはとても大切。
日本の重要インフラの復旧力はさすがだと感じました。

関連記事:
衝突事故直前、現場に京急社員 トラック左折試み手助け
https://this.kiji.is/542634819233465441

JR東日本、凄いな!『京急の脱線事故』でのJRの対応に注目集まる
https://ape-news.tokyo/archives/22152

京急電鉄のこだわり、踏切衝突事故の被害を最小限に抑える
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65948832.html

京急脱線事故のトラックは、なぜ小道に迷い込んだのか。ドライバー視点で考察する
https://hbol.jp/201074



2.日産・西川社長ら、報酬巡り不正の疑い 調査結果報告へ

いったいどうなっているんでしょう。不正疑惑でゴーン社長を追い出した本人が、また不正とは。
迷走してしまっていますね。はやく落ち着いてもらわないと、従業員も大変です。社内政治争いしている場合じゃないんじゃないかと思うのですが。

9月4日にはこんなリリースも出しているのですが、霞んじゃってますね

車両製造工場における不適切な完成検査の実施について
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-5aaa0788f69f7031b0f05c2e5006174f-190904-03-j

関連記事:
日産・西川社長の不正報酬問題 グレッグ・ケリー前代表取締役が目撃していた“巧妙な手口”
https://bunshun.jp/articles/-/13925

日産、不正報酬の西川社長留任の方向 「火中の栗拾う」後任不在の現状露呈
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2019/09/post-12947.php

日産・西川社長、退任の意向
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49560120Y9A900C1000000/



3.リクナビに行政指導 辞退率販売、職安法に違反

同意を得たかどうかが話題になっていましたが、そもそも別の法律に違反しているということで厚労省から行政指導。
そもそも個人情報はなぜ大事にしなければならないのかということも考えると、同意があってもまずい場合もある。
鈴木正朝教授の談話の中にも以下の言葉があり、そもそも差別や人権の問題が存在することをあらためて気づかされた。

「確かに、現行個人情報保護法では、同意によって適法となり得るところがあります。しかし、個人情報保護法の本来の法目的を考え、(人の性向を推定する)プロファイリング等自動処理によってデータによる人間の選別だけではなく、差別的取扱いや人権侵害的結果を招いているのであれば、同意があっても禁止されるべきです。」


関連記事:
同意得ても法律違反 厚生労働省のリクナビ行政指導
https://www.sankeibiz.jp/workstyle/news/190908/cpd1909081600005-n1.htm

リクナビ問題「同意があれば万能」論を見直すべき…鈴木正朝教授が「思考停止の議論」に危機感
https://www.bengo4.com/c_23/n_10097/


4.Amazonのクラウドサービスで日本に続きアメリカで障害が発生し顧客データが全損する事態が発生

先日も東京リージョンで大規模な障害があったばかりであるが、データの全損とはちょっと驚き。
事実なのかどうかはよくわかりませんが、人任せだけではなくしっかりバックアップの計画なども見直す必要を改めて感じました。


5.アクセスしたら乗っ取られる? 香港デモ“妨害”の中国サイバー攻撃「巧妙な手口」

香港のデモでスマートフォンのメッセージングアプリ「Telegram(テレグラム)」が使われていると話題になったが、
当局のDDOS攻撃などで妨害もされているよう。
サイバー空間は便利でもあるが、やはり国家権力によって抑えられてしまう可能性あることを突き付けられるような記事です


6.SQLインジェクション対策不備の責任 東京地判平30.10.26(平29ワ40110)

少し前にあった事件の話ですが、頼まれていない場合にどこまでセキュリティ対策をしなければならないかの判断基準にもなる判決。開発コストは高くなってしまったとしても、対応をしないという選択をしてはいけないという話。
ある意味当たり前といえば当たり前のことなのですが、システム開発の常識は世間の非常識だったりする。


今週は以上です

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