存在するはずのない命

実在しない弟が、突然夢に現れた。


それは実在する弟の小さい頃と
似た動きをする、よく似た赤ちゃん。


親に聞くと
『よくわからんけど突然現れた』
という奇妙な展開。


私にすごく懐いてくれていて
可愛がった


でも時々、恐怖や不安を感じることもありました。


たまに白目になったり
体がふらついたり
異様な奇声を上げて はしゃいでた。


最初の流れとは繋がってないので不自然なんだけど
聞くところによると
妊娠3ヶ月(?)でうまれてきて
しばらく
保管庫にて保管されていた未熟な子らしい。


私は恐怖と不安を感じながらも
可愛い、存在するはずのない弟を
大事に ケガしないように守ったりしてた。



同日、赤ちゃんが すやすや眠っているのを
ときどき振り返って、眺めていると



振り返るたびに
ぼろぼろになっていくのがわかる



少しずつほっぺに穴があいて
中からお肉が見え始めたりして


なんかすごい奇妙でした。


で、3回目に振り向いた時には、すでに姿はありませんでした。


どこを探してもいませんでした。


たった数時間だけ存在した弟でした。



夢から目覚めた途端に、涙が止まらず!



奇妙でこわかったんだけど、架空であれど ホラーであれど 可愛がってた命がどっか行っちゃって悲しすぎる( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )



意味深な夢だ。



年下の子には 大人としてちゃんとご馳走してあげたいとか、そういうことばかり考えてるから架空の年下がうまれたのかな(笑)



間違いなく私の思考から生まれてきた命だったので、なんか儚く切ない夢でした……おほほ。


りす

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