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コント王者のコロコロチキチキペッパーズが漫才王者との二冠を獲るための新ネタLIVE

2年前までお笑いといえば、テレビで見るバラエティ番組だけ。
お笑い芸人といえば、司会をしてたり、ひな壇に座ってたり、リポーターだったり。
ネタをちゃんと見ることはほとんどなかった。
そして、あんなに面白い人なのにネタになるとつまんないな〜と思うことがよくあった。

コロチキもまずYou Tubeから見始めたから、トークがほとんど。

初めてちゃんとネタを見たのはテレビ番組のコントだったかな。ナダルさんが女性の役で、これは不気味だったけどけっこう面白かった。

それから幕張の舞台での漫才。
正直に言うと、うーん…You Tubeあんなに面白いのにな〜、だった。(2021年の話ね)

そのあとキングオブコント2015で優勝してることを知り、You Tubeに上がってる妖精のコントを見たとき、これがめちゃくちゃ面白かった!

すごいな、と心から思った。

コントの素晴らしさはよくわかった。さすが優勝しただけある。
アメトーークで粗品さんが「コロチキがすごいと言うよりロッチさんが悪い」と言ってたけどそれはそれで旬というか運というか仕方がない。優勝は優勝だ。

キングオブコント優勝とM-1グランプリ優勝の二冠をとったグループはまだいない。
R-1なら野田さんや粗品さんがいるけど。

コロチキはこの二冠をとることを目標にしてるとYou Tubeで言っていて、実際M-1に出場しているが3回戦敗退が続いていた。

だから、一昨年から応援し始めて、昨年の3回戦突破は本当に嬉しかった。
準々決勝は突破できなかったけど、仕方ないなとは思っていた。申し訳ないけど予想もしていた。

自分の中では予想していたこと。なのに。

敗退のその日の夜中、人生で久しぶりに大泣きした。
台所で家族に気づかれないように1時間ぐらいしくしく泣いていた。子どもの卒業式でもこんなに泣かなかったのに。

不思議な感情だったなぁ…

先日ファンの子と話したとき、コロチキはもっとがんばれって言えるところが推せるんです、と言っていて妙に納得した。

これがすんなり決勝まで行っていたらここまで真剣に応援していたかな?

キングオブコントはいきなり優勝したかもしれないけど、M-1グランプリは苦戦してる。
それでも諦めず漫才を探求し続ける姿勢に感動して、また応援したくなる。

人を笑わせることがこんなに大変だったのかとコロチキを好きになってから知った。

クセスゴで千鳥の大悟さんがポロッと言った言葉。『漫才って道でバッタリ偶然会った人同士の会話から来てる』

なるほど。何気ない会話が面白い。それが漫才。

何も面白くない日常を面白く話せるのはコロチキの得意技。
ラジオの何気ない会話も面白い。You Tubeもそう。

そんな漫才が見たいと思ってるコロチキファンがたくさんいると思ってる。

今年もM-1を見据えた新ネタ漫才ライブが始まっている。

コロチキとファンの仲間と一緒に笑い泣きできる毎日がすごく楽しい。

早く決勝に勝ち進んでもらって彼らを楽にさせてあげたい反面、この日々が終わるのもちょっと寂しい。

けど、やっぱり決勝!

それからのことはまたそのときになったら考えよう。
それもまたきっと楽しめるはず。

7月3日は今年2回目の新ネタライブ。
ネタ作りの段階から配信を聴いていると一緒に作ってる気持ちになって、本番を迎えると緊張して、終わると一緒にビール飲みたくなる。

お笑いのこんな楽しみ方があったのかと改めて思う。コロチキに出会えてよかった〜

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