大阪杯現段階予想

どうもリタです。

高松宮記念は現地に行ったものの、メモしていたナムラクレアやマッドクールを大人しく買っておけばいいものを、前日の傾向を下に予想した武豊さんを買って外しました…
なんなら当日の傾向は全く変わっていたので、どう考えても予想を覆すべき場面でしたね…

今週はリベンジしたいので気合い入れて、事前に予想した上で追い切りなどを含めた最終結論を土曜日に更新いたします

大阪杯現段階予想

有力馬考察

3/26.0時現在のNetkeibaにおける想定オッズをもとに、10.9倍以下の馬について考察をしていきます。

想定1番人気 タスティエーラ
まず気になるのが美浦所属という点、後述するローシャムパーク、ソールオリエンスにも共通する点だが、過去10年で美浦所属馬は0-1-1-31とかなり不振傾向のあるデータに該当している。馬券に絡んだ2頭はスターズオンアースとダノンキングリーの2頭のみでともに4歳のときの挑戦であった。
弱いと言われている今世代でこの2頭に匹敵するレベルにいるとは思えない現状はなかなかに厳しいのではと感じざるを得ない厳しいデータに該当している。
また、ダービーのローテーションとその走りを見る限り叩き良化型の馬だと感じていて、もともとあまり相性のよくない有馬からの直行ローテと相まって力を存分に発揮できるか、この点も疑問ではある。
ただ、ダービー馬が4歳初戦で大阪杯に参加した場合は4-1-3-0のデータに該当しているのは魅力的ではある、とはいえ、このデータも8頭すべてが関西馬なので例外になりうる点は注意が必要。
器用な競馬ができるので阪神内回りコースは問題にならないと考えていて、松山騎手も奇抜な勝たせるような騎乗はないものの、この馬が力を出せる先行して直線で抜け出す横綱競馬的な乗り方なら下手にはならない騎手とコースや馬の脚質を考えるとなかなかいい評価を下したいところ。
いまのところの評価としては、想定通りに1番人気なら軸馬の人気次第で消しまで視野に。基本的には相手か抑えには加えておきたい。

想定2番人気 ローシャムパーク
キャリアでは6-2-1-2と全体的に安定感のある成績を積んでいる馬でその点は個人的に魅力的に映る部分。着外の2戦は重馬場開催のレースと前走の香港。
重馬場は言わずもがなで香港も良馬場発表ではあったものの日本の高速馬場に比べると重い、このことからタフな馬場は大の苦手とみていいだろう。
今回は木金と雨予報だが開催当日と前日土曜日は晴れの予報でタフな条件にはならなそう、となるとこの馬は得意な条件になってくるかなと。
そして、この馬最大の魅力は有馬記念3着のタイトルホルダーに完勝していること。
状態が万全ではなかったとはいえ、これができる馬はそう多くない。特に今回のメンバーでできる馬はいないと言っていいだろう。後述する不安材料を含めて悩ましくなるメンバーはいるものの、力だけで言えば間違いなくメンバー最上位。
不安材料もいくつかある。
まずは関西圏への輸送。
輸送については前走で香港に行っていて、問題ないかなと思いつつも、香港では様子次第で現地で追うと発言したものの実際には行われず、状態に不安が残ったことが示唆されており、距離に大きな差があるものの今回の輸送も不安は残る。
ほかにもタスティエーラで触れたように極端な関東馬不振で活躍したのはともに4歳、この馬は5歳で過去に例がないパターンになるのは不安ではある。
輸送に関係して、鞍上の戸崎騎手の関西輸送への不安がしばしば言われている。この点についてはごく一部の例外を除いて基本的には関西所属騎手は関東で不振、関東所属騎手は関西で不振というのは割と当たり前と言えるだろう。なんなら過去の騎乗成績を調べる限り4大競馬場では勝率こそ東京が1つ抜けているものの、複勝率ではどこも大きく変わっておらず、単純にそんな気がするだけに過ぎないだろう。
今のところの評価としては、不安材料は関東馬は不振傾向は強力ではあるものの、輸送については憶測に過ぎない、何よりも力関係は最上位で馬場も得意な条件になってきそう、安定感も魅力的。今のところ軸もあり得るかなと考えつつ調教後馬体重と当日の馬体重をみて極端に減っていなければ相手には入れたい。

想定3番人気 ベラジオオペラ
この馬はチャレンジC頃から確実に3歳クラシック期とは比べ物にならないくらいの成長を遂げている。
力関係で言えば、ローシャムパーク、プラダリアと並んでこのメンバーでは最上位にいると言っていいだろう。
ここでまた迷うのがタスティエーラとの力関係でここが実に微妙。
ダービー時点ではタスティエーラのほうが結果からして上と判断して、その後だが、タスティエーラは有馬記念で不利もあってドウデュースに0.6秒差、一昨年の京都記念でドウデュースに0.6秒差の完敗をしたプラダリアに昨年の京都記念で完敗したベラジオオペラという構図で安直な比較をしてしまうとドウデュースの状態面や有馬記念での不利も含めるとタスティエーラの方が上かなと言う判断になる。ただ、先述したタスティエーラの評価と後述するプラダリアの評価をみてもらえると分かる通り、タスティエーラがプラダリアに今回勝るイメージがわたしにはない。逆にこの馬には大阪杯においてプラダリアに先着する可能性があると考えている事もあって評価にかなり迷っているところ。
カナロア産駒なので、この時期の成長力はとてつもないはずで実際に馬体は筋肉がついて明らかに前走よりも良くなっている印象。ただ、この成長野仕方を見るに距離を犠牲にしているのを感じていて、2400や2200は長いかなと、2000すら短い可能性もある印象を受けた。
舞台適正については前々走で勝っているだけに問題はない。
今のところの評価としては、軸か相手か、とにかく絶対に馬券では買うくらいには高く評価している。ただタスティエーラを低く評価しているだけに力関係がタスティエーラよりも下かもしれないと考えると軸評価は考える余地がある。

想定4番人気 プラダリア
今のところローシャムパーク、ベラジオオペラとこの馬の3頭が本命候補として考えている状態で割と高めに評価しているところ。
前々走の有馬記念では、かなりハードに追い切りを行っていた印象で、実際にレース後の陣営コメントで馬体を減らしていて入れ込んでしまっていた、本来の力を発揮できなかったというコメントもあった。そして前走は順調な追い切りから馬体も戻していいパフォーマンスを見せた印象。
今回の調整過程は1週前の段階で前走と同じような流れで来ている印象で、もともと叩いて良くなるタイプということも含めると今回は2024年2戦目となり前走よりもさらに状態が上向いてくると考えられる。
不安材料はスローの瞬発力戦や逆に時計が早い勝負になってくると末脚は思ったよりも切れないので厳しい戦いになってきそうな点。特に瞬発力に関してはここまでダービーや新潟記念といった上がりが出やすいレースでも34秒台までしか出ておらず、末脚に切れ味はあまりない。
時計勝負に関しても速いペースになれば後方からの差しが決まりやすくなるだけに、末脚勝負にもなり得る点、ここまでハイペースのレースをこなしておらず、新馬戦、未勝利戦、新潟記念の3回しか2000mを走っていない、となると2000mのハイペースになると追走に苦労する可能性もかなり高い点も気になるところ。
いまのところの評価としては今回のメンバー構成では最上位、G1では力不足感が否めないが今回のメンバーかつ騎手も手薄となる今回はかなりチャンスがある。ミドルペースでロングスパート戦になってくれば本当にチャンスが出てくる印象。超高速馬場になって時計勝負やスローの瞬発力戦になれば一気に着外すらもありえてくるラインにいるという評価。
現状は軸としてかなり有力視。

想定5番人気 ソールオリエンス
人気どころでは真っ先に消し評価。
魅力的に思える点は強いて言うならハイペースで前総崩れの後方差し展開になれば、安定して末脚が発揮できるのは魅力的。
とはいえ、局所的な条件を満たしてやっといいかなと思える程度で不安材料の方が圧倒的に多い。
不安材料は先述したように関東馬不振傾向に該当しているのはもとより、この馬特有の部分で言えば、ここまで皐月賞からの成長が心身ともに感じられない点。馬体重は新馬戦時点から6kgしか増えておらず身体的な成長は感じられない。精神的な面もコーナーワークが未だに下手くそで大外を回す以外の戦術ができないあたり成長が感じられない。
ずっと4歳世代が弱いと言われているが、古馬になってからあるいは秋以降に成長している馬は通用するレベルになっていると思っている。しかし、ダービーや菊花賞で同期相手にも通用しなくなってきている本馬が今回も成長が感じられない中でメンバーレベルが高くないとはいえ、通用するか疑問しかない状態。
今のところの評価としては、圧倒的に消し。ただ、調教後馬体重や調教の内容から成長が感じられればヒモまでには抑えてもいいかな。

人気薄で気になっている馬

3/26.11時現在、netkeibaでにおける想定オッズ単勝11倍以上の馬からになっている馬について評価していきます。

想定11番人気 ステラヴェローチェ
復帰してからよくわからない使い方をされていたが前走で休養明けでしっかり勝っており、力はやはり高い印象を受けた。メンバーレベルこそ低かったものの、パフォーマンスとしてはかなり強いもので今回の大阪杯でも通用するだけの実績と能力はあるはず。
叩き2戦目の上澄みもあれば確実に人気以上にやれる。

想定14番人気 ジオグリフ
前走で復活の兆しを見せたジオグリフ、阪神での実績がなく、関東所属でデータ的にも厳しくはある。
ただ、2000mはギリギリかもしれないが適正距離で阪神の内回りは機動力の高さとしぶとい先行力はかなり生きてくる。
この人気では間違いなく買えないだろうなと思いつつ、確実に抑えたほうがいい存在。

想定16番人気 スタニングローズ
長期休養明けでどれだけ成長しているか全く持って不明なのは不安材料ではあるものの阪神2000mは間違いなく得意条件で、成長していると仮定すればスターズオンアースとやり合っていたなら割とやれて不思議はない。
この馬もこの人気では当日買えないだろうが、確実に抑えたほうがいい存在。

まとめ

とりあえず有力馬として上位人気想定の5頭と人気薄から3頭をピックアップ。
他の馬については今のところあまり食指が動かなかった感じです。
あとは明日明後日に行われるだろう最終追い切りと調教後馬体重、枠順、前日の傾向を含めて土曜日にいくつか勝負レースと合わせていつも通りの記事を更新します。

長々書いてますが、参考になれば幸いです。

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