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舞台のおんがく

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演劇やミュージカルに提供した曲たち
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この曲も、劇音楽としてつくらせていただいた1曲です。公演のエンディングテーマとして会場で流れました。
お芝居の内容はとても深刻な社会問題を扱っていましたが、最後に希望が持てる、いいラストでした。
メロディはオープニングテーマと同じものですが、そんな希望を、違うアレンジで表現できたら、と
当時つくりながら考えたりしてました。

「トンネルをぬけて(エンディングテーマ)」
劇団シアター・ウィークエンド

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サヴァ

三浦鯉登

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劇団の依頼で2000年に制作した公演のオープニングテーマです。
 当時大騒ぎになった池袋通り魔殺人事件をモチーフに、経済が全く好転を見せないこの国の不況の中で、将来が見えず袋小路にはまってしまう若者と、そしてどん底の中でも明るく暖かい心を大事に思う人々を丁寧に描いたお芝居でした。そんな「暗さのなかの陽気さ」をイメージしながら素朴なメロディとアレンジをつくっていたことを思い出します。

「サヴァ (

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江戸時代に船で海難に遭い、アメリカ西海岸に漂着してから数奇な運命を辿った実在の人物「音吉」を題材にした音楽劇のために制作した楽曲です。
これは自分で歌っていますが、実際の公演では、日本に帰る船旅に胸が躍るシーンで、音吉はじめ本人役の出演者に歌っていただきました。

劇団シアター・ウィークエンド 公演「にっぽん音吉物語」挿入歌
名古屋(1995)アメリカ(1997)イギリス(2001)ハワイ(200

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この国が鎖国していた時代に、いち漁師だった音吉が漂流の末、さまざまな国にたどり着くも、最後まで日本には帰れなかった・・・
この曲は名古屋の劇団シアター・ウィークエンドのお芝居のための曲です。海外を含む20年に渡る公演のなかで、音吉の帰りをを待つ妻の嘆きの場面で歌われました。このテイクは「仮歌」自分の声のバージョンです。

劇団シアター・ウィークエンド 公演「にっぽん音吉物語」挿入歌
名古屋(199

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2005年、青少年の文化育成に力を入れている都市で、市をあげての総合文化祭が行われました。
和太鼓、合唱、ダンス、演劇、それぞれに練習を重ねた若者たちが、力を合わせてひとつのミュージカルを作り上げました。そのなかで使っていただいた曲です。

愛知県東海市 青少年文化創造事業合同発表会(嚶鳴祭)挿入歌
作曲・編曲・制作 三浦鯉登 © 2005 Rito Miura