限界効用逓減の法則

難しい言葉だけれど、ブッダの

「苦しみの新しい間を
楽しみといい
楽しみの古くなったのを
苦しみという」

という言葉を目にして、とても共感したからである。

「楽あれば苦あり」とか

「足るを知る」という言葉も連想した。

大きな宇宙空間から、小さな自分自身の細胞から、そのまた小さな分子レベルまで、常に変化する中で生きている。

生きている事は変化する事。
変化する中で過ごしつつ、自分も無意識のうちにも変化していく。
随意筋と不随意筋。

今は6月だから、植物達が日々成長する姿を目にする事が出来る。
人生にとって、青春から朱夏への時期だ。楽しい時期。
やがて、白秋が来て、紅葉と落葉があり、玄冬が来るとわかっていても。

昔、なにかの小説の言葉で、紅葉を皆、美しいというが、自分には死にゆく前の苦しみの色に見えるという様な一節があり、心に残った。
誰の小説だったかな。
宮本輝さんの「錦繍」だったかな、五木寛之さんのエッセイだったかな。

限界効用逓減の法則。
上手にほどほどを知るという人生訓、そして経済用語でもあるらしい。

#楽しみと苦しみ
#青春朱夏白秋玄冬
#日本の四季
#人生の四季


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