ナカタ リツコ

アーユルヴェーダコーチ。平日毎朝6:15〜「聴くだけヨガ」を配信するオンラインコミュニ…

ナカタ リツコ

アーユルヴェーダコーチ。平日毎朝6:15〜「聴くだけヨガ」を配信するオンラインコミュニティwell-being lab.URIM運営。自然大好き。夫と5歳の娘と3人暮らし。 Instagram https://instagram.com/ritsukonakata

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最近の記事

(43)本を読んで思い出した感情

気づいたことがあったので今日は久しぶりに書くことにする。 最近は「せっかくの人生クヨクヨしているより楽しもう」と思えるようになり、毎日楽しく過ごしている。 友人と会って話したり、友人がご飯を持って遊びに来てくれたり、改めて美味しいものを食べて大好きな人とワイワイ話すことほど幸せなことはないなぁ。 もちろん赤ちゃんのことを思うと、いつも胸の右の方の同じ場所がズキン!と先が細い千枚通しのような刃物で刺されるような痛さがあるのだけれど、それと同時に可愛い愛おしい顔を思い出してい

    • (42)1ヶ月検診を終えて

      [赤ちゃんを33週で死産したことを綴っています。 読みたくない方は閉じてくださいね] 昨日は午後から産後1ヶ月検診へ。もう1ヶ月、やっと1ヶ月。 帝王切開の傷も治り、体調もよく、子宮の戻りもいいとのことで病院通いも終わり。診察してもらうと排卵をした形跡があるとのことだった。 そんなことわかるのかと驚き、心はまだ全然ついていかないのに体は淡々と自然の循環を繰り返していくんだな。ある意味残酷だよな。 赤ちゃん死亡の原因を調べるための染色体検査の結果が出ていたのだけど、染色体異

      • (42)お経を読んだり弔うということ

        [赤ちゃんを33週で死産したことについて綴っています。 読みたくない方は読まずに閉じてくださいねー!] 昨日は赤ちゃんを弔いにお骨を持って友人のお寺へ。 お経を読んでもらう前にお茶を飲みながらゆっくりみんなで話しをした。 考えてみれば家族以外と直接話すのははじめてかもしれない。 自分の今にどういった言葉が当てはまるのか難しくてまだ混乱している最中だ。コインの裏表の感情どちらも一気に出てくるし、心の奥の方と表層の感情がちぐはぐになったりする。心に体がついていかないし体にここ

        • (41)死産後の夫との関係性について

          [赤ちゃんを33週で死産したことについて綴っています。 読みたくない方は読まずに閉じてくださいね] 昨日はピリッと寒かったけどいいお天気だったのでコーヒーを入れ、お菓子弁当を持って娘と公園へ。娘が遊んでいるのをたまに眺めながら本を読んだ。 夫は久しぶりに友人たちのライブに出かけた。 死産で娘が産まれてそろそろ1ヶ月。1ヶ月前の今日は胎動の変化を感じで緊急外来に行き心臓が止まっていることがわかった。その時の一気に血の気が引いた瞬間、でもすごく冷静だった感覚を今でもよく覚えて

        (43)本を読んで思い出した感情

        マガジン

        • 47歳で妊娠→33週での死産、出産・産後の記録
          44本
        • アーユルヴェーダをゆるく学ぶ。【ゆるゆるヴェーダ】
          6本
        • 往復書簡
          3本

        記事

          (40)今日から12月。

          近所のおばちゃんからお見舞いにいただいたリンゴがフォトジェニック。色も形も艶もパーフェクト。 さて今日から12月。 娘はばあばからもらったクリスマスのアドベントカレンダーを開封。赤ちゃんに、といただいたギフトの中にもアドベントカレンダーがあったので娘は毎日2つ開くことができるので嬉しそう。 私は今年を振り返るよりも今を受け取ることでお腹いっぱいなのだけれど、とはいえ今年もあと1ヶ月。週明けに産後1ヶ月検診があるので一区切り感がある。 そういえば11月毎日noteを書くこと

          (40)今日から12月。

          (39)乗り越えるとか立ち直るではなく。

          [赤ちゃんを33週で死産したことを綴っています。 読みたくない方は読まずに閉じてくださいね] 10年程前、フリーになる前はアパレルの会社でPR・販促をしていたのだけどその時の先輩が退職されるとのことでビデオメッセージをもらえないか、と連絡があった。 違う部署だったけれどとても色んなことを学ばせてもらった先輩。プライベートでも仲良くさせてもらっていたのでもちろん録って送った。 多分送別会とかで色んな人のメッセージが流されるんだろうなぁと思うとつい"うまく"話さなきゃみたいな感

          (39)乗り越えるとか立ち直るではなく。

          (38)ジャーナリングとお花。

          [赤ちゃんを33週で死産したことを綴っています。 読みたくない方は読まずに閉じてくださいね] 赤ちゃんの心臓が止まる3日前に始めた日記、ジャーナリング。 最初の3日間を読むとその先に起こるであろうことを教えたい気持ちになり胸が苦しい。あまりまだ読みたくない。でもきっと何年か先、残していて良かったと思うはずだ。 ジャーナリングは本当は2024年から始めようかなと思っていたのだけど思った時に始めておくのがいいと思い、日付の頃も良くて"いちいちいち"の11/1に始めた。 年内だ

          (38)ジャーナリングとお花。

          (37)片付けは心の整理とはよく言ったもんだ

          [赤ちゃんを33週で死産したことを綴っています。 読みたくない方は読まずに閉じてくださいね] 我が家は小さく古い平屋なので3人でも引っ越しを考えるようになっていたのだけど4人となるとさらに狭くなるぞ、でもこの家好きだぞ、どうしようということで物の整理と収納見直し大作戦を決行した妊娠中。寝室や居間の収納は相当片付いた。 赤ちゃんが亡くなって退院してから、とにかく没頭できることやりたくて洗面台下、コンロやシンク下収納、そこから派生して台所全体を大整理。鍋やフライパンのコゲ取り

          (37)片付けは心の整理とはよく言ったもんだ

          (36)仕事再スタート

          明日で帝王切開で出産して3週間。 本を読むか収納の見直しするか泣くかの3週間だっだけれど今日からパソコンを開いて仕事をスタート。 ありがたいことに待っていただいてたお仕事がいくつかあるので感謝の気持ちをお仕事でお返しできるよう、喜んでいただけるようにがんばりたい。 フリーランスでのお仕事はデザインやディレクションのお仕事と、平日毎朝15分間のボディワーク×瞑想の「聴くだけヨガ」を配信しているオンラインコミュニティURIMの運営がメインなのだけれど、今はまだURIMはお休み

          (36)仕事再スタート

          (35)久しぶりに長時間の散歩へ

          今日は天気が良かったので近所の紅葉見に散歩へ行った。 紅葉が有名な場所の近くに住んでいるのだけど、普段人が多いシーズンは来ないのでこんなに人が多いのかと驚いた。 私は体を動かすことが好きなのでこのコースは妊娠前はランニングに、妊娠中は歩きに来ていた。妊娠がわかった際転けないようにグリップするシューズも買った。 今日はその靴を履いている。 色んな日常に触れるといちいち妊娠中のことを思い出してしまう。 夢だったのかな?と感じることもあって、写真を見返したり思い出したりして「いや夢

          (35)久しぶりに長時間の散歩へ

          (34)毎朝に加えて夜もやっている瞑想の変化

          [赤ちゃんを33週で死産したことについて綴っています。 読みたくない方は閉じてくださいね。] 今日は知り合いがやっている蚤の市に急遽参加させてもらっていくつか物を持ち込ませてもらった。 花瓶、バスケットたち、木馬や積み木、ガラスの容器、ボックスなど。 ここのところずっと物を整理したり捨てたり片付けまくっているのだけれど、よく片付けは心の整理にもつながる的なことをいうけれど本当にそうなんだなぁと片付けが下手な私は今更やっと実感する。 物が整理されていると散らかりにくいし、例え

          (34)毎朝に加えて夜もやっている瞑想の変化

          (33)宮沢賢治で大号泣してしまった

          宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の全文を改めて読んで感動し、またこれも改めて読みたくなった「銀河鉄道の夜」。 私はその人の小説が面白いなぁと思うとその人そのものに対しても興味が湧くのだけど「雨ニモ負ケズ」が賢治が病でなくなる直前にノートに書いていたことや、小説を書き始めたきっかけになった妹トシのこと、賢治の家庭環境など知って改めて小説が深く入ってきた。 子供の頃読んだよりも「銀河鉄道の夜」の美しい描写に感動したし、子供の頃はなーんにも思わなかった「雨ニモ負ケズ」の詩には涙が出た。

          (33)宮沢賢治で大号泣してしまった

          (32)自分の感情改めて探ってみる

          [赤ちゃんを33週で死産したことについ綴っています。 読みたくない方は読まずに閉じてくださいね] なんだかモヤモヤする気持ちがあるので自分の感情をじっくり観察してみた。 そうするとすんごい悪態をつく私がいることに気づいた。 「ケッ。この世なんて」と卑屈になっている私も確実にいるわ…。 この経験を宝にしようとか、ありがとうとか愛おしいとかもちろんそう思っているのは本当なんだけど、それと同時にその逆の感情もある。 なので今日は散々悪態をついてみた。(自分だけのノートに書いた)

          (32)自分の感情改めて探ってみる

          (31)何かやることがある方がいい。

          [赤ちゃんを33週で死産したことについて綴っています。 読みたくない方は読まずに閉じてくださいね。] 死産後は体を休ませることはもちろん、特にメンタルのケアが必要だと比較的メンタルが強い方だと思う私も確実にそうだと思う。 頭で理解しようとしても心が追いつかないというか。 ゆっくり静養するに越したことはないのだけど、少しは何かをして気分転換したり気を紛らわせることにつながったりするのも大切だと感じる。 私が気持ちのリフレッシュの為に入院〜現在もやっていることは3つ。 ①読書

          (31)何かやることがある方がいい。

          (30)産後の2週間後検診

          [赤ちゃんを33週で死産したことについて綴っています。 読みたくない方は読まずに閉じてくださいね。] 2週間検診へ行ってきました。 といっても退院して1週間ぶりの病院。やはり病院へ行くと色んな感情が溢れてくる…。前にここに座っていた時はお腹の中で元気に動いていたなぁとどうしても思ってしまいます。 検診前にメンタルのところのアンケートに答える時間がありました。理由も不安になるか、不幸だからと泣けてくるか、何かを楽しみにできたか、笑って過ごせたか、眠れているか、自分を傷つけたい

          (30)産後の2週間後検診

          (29)退院後、最初の週末。

          [赤ちゃんを33週で死産したことについて綴っています。 読みたくない方は読まずに閉じてくださいね。] 退院してはじめての週末。今日は日曜日。 少しずつ無理しない程度に外にも出ようと思い、昨日の土曜日は部品を交換してもらいに車のディーラー、その後娘のおもちゃの収納棚の棚板を買いにニトリへ。 ニトリでは前回来たときはお腹がパンパンの時だったなぁとか、夫の友人とバッタリ会ってお腹の赤ちゃんのことを話したなぁとかを思い出しながら。 こうやって思い出して胸がちくちくする事を繰り返すこ

          (29)退院後、最初の週末。