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【+BKCな人 vol.024】立命館大学飛行機研究会 28代目代表 植田晃一さま

BKCの学生」が「地域の人」を紹介する
オウンドメディア #+BKCな人 

vol.024の今回は、飛行機研究会、代表の
植田晃一さんをご紹介します。

植田さんは、理工学部のプロジェクト団体である飛行機研究会へ所属し、代表として様々な活動をされています。今回は、植田さんの普段の活動や学習、大切にしていることなどをお聞きしました。


〇植田さんのシゴト


植田さんは、大学では、正課活動においても、課外活動においても、自分の趣味や探求したいことについて学び、飛行機研究会では、代表として部員をまとめる役割もされています。

飛行機研究会は、部員が50人程所属しており、7つの班にわかれて、毎年夏に行われる鳥人間コンテストでの長距離飛行を目標に日々活動されています。
植田さんは、主には飛行機研究会の会運営、所属班(翼班)での人力飛行機の翼の製作・設計、地域の人との連携を担い、代表として、鳥人間コンテストなど、大きな目標へ皆が向かえるように、それぞれが自分の役割を明確にし、部員自身が「自分がここにいないとダメなんだ」と自信を持てるようにどうするか、執行部内で考えられているそうです。


#生きることにこだわること

「”今の全ては、過去の全て”という言葉があるように、今の自分は、過去の自分が過ごしてきた全てだと、その通りだと思う」
と語る植田さん。
未来の自分が成長できるように、今全力で生きれば、未来がどのような結果であっても納得できるが、今を中途半端に生きてしまうと、あの時こうすればよかったという後悔が生まれてしまう、と考えます。

高校を卒業し一年間浪人を経験して大学に入学した植田さんは、
「高校では、一年間同じように詰め込み式のような学習方法であり、自分で考える、今を考えて生きるということが中々難しかった。
そのような、自分で考える癖もついていないような状態ですぐに大学に入学してしまうのはもったいないと思ったため、学習も含め、自分の心の整理をしようと思い、一年時間を設けようと思いました。」
と話します。
この時間を設けたからこそ、自分は整理をつけ、やるべきことをして、この後どのような人生をきるか、というものをイメージでき、ここでこだわることが出来たため、この先どこに進んでも納得できると思えたそうです。
そして、生きることにこだわる事が、人力飛行機を設計・製作において後悔をしないことにこだわる事へ移りかわっていったそうです。

過去の経験が今に繋がり、今、生きることにこだわればこだわるほど、未来の自分が納得できるため、”生きることにこだわること”をとても大切にしているそうです。


#意志の強さ

飛行機研究会は年間を通して人力飛行機を製作し、最終的には、鳥人間コンテストという目標に向かっていきます。このような大きな目標、大きなプロジェクトであるからこそ、様々な壁が転がっています。
「もう無理だと思う瞬間を耐え忍んでも乗り越えられない厄介ごとが沢山ある中で、チームとして勇気ある行動をして、最後までダメだったしても自らの頭で考え、粘り続ける。」言葉ではそんな風な事を大切にしているそうです。ただ、到底一人だけでは達成できないようなものであるため、チームメイト全員でまとまる事もとても大切だと考えているそうです。

#迷わない

度々、悩んでこれでよかったのかと思う事が多くあり、持つべき意思がブレがちになってしまう。
それでいい事もありますが、それが転じて優先すべき内容を迷わないよう、普段、なんでもメモをとり、つまずいたりした時に活用するようにしているそうです。

〇植田さんの地域連携


飛行機研究会では、一年間を通した機体製作に加え、近隣住民を対象としたイベントを多く開催しています。
"BKCウェルカムデー"や、"アートフェスタ"という草津市の近隣住民の小学生を対象としたイベント、"立命の家"などにて、飛行機や紙飛行機について教えたり、鳥人間コンテストで使用する機体展示などをしているそうです。

自分たちが企画した飛行機制作の企画を開催すると、小さな子供から大人まで、「ありがとう」や「人力飛行機の製作頑張ってください!」など、様々な言葉をいただくそう。
これまで、人力飛行機を作るために勉強や実験をしてきたが、紙飛行機というものを通して喜んでいただける、楽しんでいただく姿を見るだけで、とても嬉しく、モチベーションにも繋がるそうです。
また、飛行機研究会は、主に人力飛行機で長距離飛行をする目的があるため、触れ合う機会をあまり設けることが出来ないが、紙飛行機製作という企画によって、自分たちがしている事に自信を持てるようになる、とお話ししていただきました。


〇植田さんにとってBKCとは


#採石場

BKCには、良くも悪くもいろんな人や情報がある。それらを自分の成長にどう落とし込むことが出来るか、これを自分の頭で考え、その成長へと一歩を踏み出すフィールドである、と考えるそう。
「様々な人や情報は、見る人が変われば、石ころにも宝石にも見える。その情報を得て、考えた上で、どう一歩を踏み出すのか、と考えるのが、BKCというフィールドの特徴だと思います。」
とお話ししていただきました。


周りにあふれている様々な情報を自分はどのように見て、どのように活かしていくのか、
普段目を向けないようなところにも、興味を惹く情報があふれているかもしれません。




飛行機研究会の詳細はこちらからご覧いただけます。
https://twitter.com/RAPTritsumei

この記事を書いた人
立命館大学 理工学部 建築都市デザイン学科 2回生 山村真未

三重県出身、大学から滋賀へ。実家大好き
食べるのと美術館行ったり建物を見たりダンスするのが好きです!
Instagram、中の人第5号。

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