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2023年6月30日 牛女新ネタ10本ライブfeat.溶ける魔法

牛女新ネタ10本ライブfeat.溶ける魔法 @なかの芸能小劇場(配信で視聴)

出演:牛女、栗原、大久保八億、イッペー、高木払い、RYO、溶ける魔法

このライブの感想記事を書きかけたまま放置して書き終えるのを諦めていたんですがどうしても言及しておきたいネタがあったのでそのことについてだけ纏めました。


⚠️ネタバレあります⚠️









このライブで3本目に披露された「寿司」のコントが凄すぎました。牛女のことをあまり知らない友人にこういうコントだったんだよとあらすじを話したらその人もすげー!!!と言ってくれました。二人に話して二人とも。それでしばらく経ってから佐野さんにあのコント凄すぎましたとお伝えして、きっと大変な反響がありましたよね?と聞いたら、直接褒められたのはこれが初めてですと言われてびっくりしました。アド街に出たお店くらい評価されて良いと思うのですが!テレビとか大会とか注目度が高いところで見てみたいと思ったけど手マンでした💦と言うと、別に手マンじゃなくても良い(別のセクハラでもコントとして成立する)んですけどね〜とご本人が言っててウケました。

【内容】
老舗の一流寿司屋の味に惚れ込み弟子入りを志願する女性(しらす)と、女性が寿司を握るなんてとんでもないと門前払いの大将(佐野)。女性の懇願に、大将は、そもそも女は体温が高いから寿司が不味くなるんだと説明をする。女性の「なんでもしますから」という言葉を悪用し大将が女性に手マンしたところ、その手は凍てつくように冷たく、冷気によって季節外れの鶴が飛来した。
差別に幻滅した女性は大将を倒し弟子入りせずに自分の力だけで最高の寿司職人になってみせると決意する。世界における日本のジェンダーギャップ指数ランキングの低さを嘆いて弱っていた鶴も、女性の決意に感化され元気を取り戻す。二人は共にここではないもっと自由な場所へ旅立つことに。女性は鶴に乗り、鶴が新たな土地に舞い降りると銃声が聞こえてくる。そこは軍事政権が国民を弾圧していると言われるミャンマーであった。「こんな国よりも日本の方が男女格差が大きい国だったなんて」と女性はさらに嘆くのだった。


前半の差別描写がエグくて泣いちゃうと思ったら突然のファンタジーからのオチ最高!!社会問題を取り扱っているけど何の教訓にもならないから説教臭くないし全方位にやるせなくて素晴らしい。私がフェミニストだから刺さってるだけ???

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