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2023年1月30日 弁証法的ワタナベ論 1部

出演:Aマッソ、虹の黄昏、牛女、可児正、ぎょねこ、豆鉄砲

配信で見ました。

このライブは、芸能事務所としてのワタナベエンターテインメントを再考することを目的としたライブ。同事務所に所属する芸人と、その対極の存在といえる無所属芸人がネタとトークを繰り広げ、ワタナベエンターテインメントを見つめ直す。

https://natalie.mu/owarai/news/508847

このようなコンセプトのライブだったんですが舞台上の全員がワタナベという事務所のあり方に全く興味なさそうでした。何で主催のAマッソですら明らかに冷めてるんだよって思ったら、ライブ後のインタビューで、ネタライブがしたくてライブのパッケージは考えてもらったと言っていました。

シンプルなネタとコーナーのライブですだと差別化できないから何かテーマを設けたい気持ちは分かるけどそれによってライブの中身がつまんなくなるのは本末転倒だと思います。Aマッソもこの枠埋めてくれって頼まれただけなのかもしれないけど(推測)主催として引き受けたなら最低限自分らが面白いと思えることやってくれないと、こっちからは「Aマッソ主催ライブでAマッソがやる気なかった」にしか見えないので…。


10年ぐらい前にワタナベの若手が出る事務所ライブを見に行った。エンディングでその日一番良くなかった奴に一発ギャグをやらせるノリがあり、先輩MCの元18KIN今泉さんが加納さんを指名した。出演組数が多くてネタがメインのライブだったので平場の出しろが全くないまま終わる芸人も多数おり、その中の一人である加納さんがなぜあえて指名されたのか分からなくて「え?」という空気になった。その頃のAマッソはナベに入りたてで、今泉さんと仲が良いからとかイジられキャラが浸透しているからということもない。可愛らしい見た目の若い女芸人を滑らせたいだけでは??と邪推してしまった。そんな老害がいたのかどうか本当のところは分からないが、加納さんは堂々とウンコの一発ギャグをやり切ってウケをかっさらっていて痛快だった。私の中で一番強く印象に残っているワタナベの思い出。


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