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イギリスの新国王の人気度は?

イギリス国民に愛され、海外でも人気のあったエリザベス女王が永眠され、イギリスの新国王はチャールズ王となりました。かなり前から、おそらくカミラさんとご結婚された頃から、エリザベス女王の後任は、チャールズ皇太子を飛ばしてウィリアム王子がなるべき、という国民の意見は少なからずありました。私も実はそう思っていた一人です。さて、チャールズ新国王ですが、CNNの記事の統計によると、55歳以上の65%の国民はチャールズ国王に好感を持ち、35歳以下の国民の間では35%が好感を持っているとのことです。チャールズ国王云々というよりも、若者は王政反対派もしくは無関心の人達が圧倒的に多いようです。うちの子供達も、例に漏れず反対派です。チャールズ国王になって、ますます王室に無関心の人達が増えたと言われています。チャールズ国王の栄冠式を視聴した国民はピーク時で約2000万人だったそうです。イギリスの総人口は約6700万人なので、視聴率は30%弱です。それに対し、エリザベス女王の国葬の視聴率は55%だったそうです。この数字からも人気度の差がわかります。さて、新国王になり、色々なものが新しくなりました。
まずは、コインと紙幣。


旧コイン・新コイン



そして、切手。女王の切手が好きだったので残念。。。

旧切手・新切手

その他、The Royal anthem(王室歌)が "God save the Queen" から"God save the King" に変わりました。パスポートもHer Majesty’s Passport Office から His Majesty’s Passport Officeに。Postboxも現存のものはそのままですが、新しいものは新国王のイニシャルが刻まれたものになります。

今までのpostbox



他にも細かい物は変わるようですが、メジャーなものを挙げてみました。
こんなことを言っては失礼かもしれませんが、事実、女王として70年君臨されたエリザベス女王に、おそらく長くて30年であろうチャールズ国王が人気度の点で優位に立つことは不可能に近いくらい難しいでしょう。