note_未来をえがく_絵

突き抜けること。自由な学びが認められること。私が描く未来。

どうも、こんにちは。律です。
私は現在中学生で、学校に行かず
教育・福祉について勉強・発信する傍ら
音楽活動や文章を書いて生活しています。


さて、今回は自由な学びについてお話させていただきたいと思います。


まずは、さまざまな「学びの形」の基本的なところから説明させていただきたいと思います。

はじめに、学校へ行かずに家庭を中心に勉強することを
ホームスクーリングと呼び
他国(米国やヨーロッパ周辺が多数)では、オンラインスクールで単位を取得できる学校がたくさんあります。

次に、国数英などの基礎学習ではなく
芸術やスポーツ、好きな領域の勉強など
興味・関心のあることの学びを
アンスクーリングと呼ぶことがあります。

さらに、場所や方法に縛られない学び方を
オープンエデュケーションと呼びます。

例えば、東京都渋谷にある東京インターハイスクールは
オープンエデュケーションを取り入れている学校です。
先日、学校見学のためにお邪魔しました。

東京インターハイスクールは
アメリカの通信制高校の日本校であり、
生徒自身の興味関心を一つの学びとして認めています。
成果物を提出することで単位の修得につながります。

登校したい生徒は渋谷のキャンパスにて
グループ学習や課外授業に参加することができますが
登校義務を課していないので、
定期的にスカイプなどで学習コーチと面談をしながら
学習を進めていく選択肢もあります。

どんな活動が単位として認められるか、というと
例えば、国語数学などの基礎科目は小、中、高、大学。
自分に合ったレベルのワーク提出でOKです。

学習会や塾で学習を進めた場合にも、単位になります。

また、必修科目として
「米国の歴史」「ワシントン州の歴史」が設定されていますが
米国の歴史⇒ウォルトディズニー 
ワシントン州の歴史⇒スターバックス 

このような調べ学習(レポートの提出)をすることで
単位の修得につながるようです。

その他に、
科学⇒飼育日記、科学実験
実務教育⇒名刺作成、アルバイト
芸術⇒音楽活動、美術展鑑賞
など日々の活動を学びとして評価してくださる印象を受けました。

リンク⇩

1分でわかる・・・|東京インターハイスクール
http://www.inter-highschool.ne.jp/lp04/

東京インターハイスクールHP
http://www.inter-highschool.ne.jp/

私は、東京インターハイスクールとの出会いがあって
「若者にとって、私にとって今いる場所が学校でも他の場所でもいい」と一層感じるようになりました。
こういった多様な生徒を受け入れる学校の存在が、
「ひとりひとり学び方も居場所も違って当然なんだ」と証明してくれているような感じがするからです。

経験談からお伝えしたいのは
例え、深い傷を負って学校へ行かなくなっても
人に対する信頼感の回復過程とともに
本人が学び方も居場所も自分で模索し始めるだろう、ということです。

そのために、大人が先走り
すべての学びの環境を用意しようとしなくていいことをお伝えしたいのです。

これからは私を含め、学びの価値や居場所を
自分たちで作っていく若者が増えていくので、
私はそのバックアップをどんどんお願いしていきたいです。

学校改革もインクルーシブもインターネット授業も
大人が焦って動くのは「勝手にしてください」と思っていますが、
「子どもや若者の気持ちありきの学びの環境である」ことを念頭に置いてもらえたら嬉しいです。

申請書、プレゼン、成果物。
私はこれらの
「自分の気持ち」の「表現の仕方」や
「やりたいこと」の「伝え方」を
周囲の方から教わって楽になりました。
行動範囲も広がったように感じます。

私は世の中に対して、大人に対して
気持ちを表現できる場や
相手に意思を伝える方法を若者に示しつつ

ただ、子ども自身の発信を待っていてほしいと思います。
いや、私だったら待っていたいです。

多様化に着目するとしたら、私は
「学校の多様化が進むこと」とともに
「多様な生き方をする子どもたちが自信を持てるように、私たちがサポートできること」が嬉しいです。

私は5年後、10年後の大人になった自分を楽しみにしています。
なぜなら、今より
「もっと子どもたちのいろいろな姿が見ることができる」ことを期待しているからです。

平日の昼間、映画館で
小学校年齢の子どもが一人、
ドキュメンタリー映画をきっかけに社会問題につい考えを巡らせているのかもしれない。

普段、家で自分のご飯を作る中学生が
地域センターでボランティアと協力しながら料理教室を開くかもしれない。

このような活動をレポートにしたものを
成績として認める学校長が出てくるかもしれない。

それを見て
「多様な社会になったんだな」と
「自分たちも肩の力を抜いてみるか」と突き動かされる大人が出てくるかもしれない。

願わくは、そうであってほしいと
そんな環境に居たかったと
時節、怒りと希望という相反する感情に押しつぶされそうになることがあります。

日本中探せばごまんといるであろう私のような人間が
安心して突き抜けられるように
このような環境を望みます。

望んでいるだけでは、何もないので
そのままの私を示して、
1つのケースとして、
自由な学びを求める人間の1人として
リードしていきます。

引き続きやりたいことをやりたいようにやります。
基礎科目を含め、専門的な知識も学び続けます。

変わり映えのない日常生活を送ります。
日々の活動をレポートや作品として形にできるよう努力します。

申請書やPowerPointで伝えます。
Twitterで呼びかけます。発信します。

時間を掛けて丁寧に、学校や教育委員会の方に交渉します。

名刺を持ち歩いて、
街頭演説をする議員さんに声を掛けます。知り合いになります。

信頼をおける大人、同じ志を持った仲間と意見交換し続けます。

今できる限りのことをします。

今ある環境の意味を考え、
今あるものを大切にしながら
自由な学びが認められる環境が当たり前にあってほしいと願います。
現実になるよう、努力します。

心が折れそうになったとき
皆さんの現実に向き合い、日々努力し続ける姿に励まされます。
自分の思い描いた未来を決してあきらめない志に
敬意を表します。

皆さんのようなカッコいい人が
居てくださるだけで
私は行動する勇気をもてます。

皆さんの存在が
原動力に繋がっています。

どうもありがとうございます。

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