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僕とシャニマス 半年遊んでみた感想。

⚠️注意⚠️


この先、重大なネタバレを含みます。
苦手な方はご注意ください!

筆者のお気持ち表明がメインです。

現在シャニマスを楽しんでいるプロデューサーの方々を不快にさせてしまう恐れがありますが、それでも書かなきゃやってられないので書きます。

大丈夫な方だけ、お読みください。

※2月11日:加筆修正しました。
※2月12日:加筆修正しました。

こんにちわ、こんばんわ。
初めましての方は初めまして!去年の夏頃からシャニマスを始めました、新人プロデューサー『リチュアル』と申します

まずは簡単な自己紹介です。

今までシンデレラガールのゲーム(モバマス、
デレステ)をメインで遊んでいて、自分は『水本ゆかり』の担当を自称していました。
シャニマスを初めてからは『田中摩美々』の担当を自称していますが、イマイチ自信がありません。

ゲームを始めて最初の頃は、満足にW.I.N.Gも優勝出来なくて、アイドルに対して申し訳なく思ったり、力不足を悔しく思ったり。

それでももっと摩美々の事を知りたいから、ゲームを遊んで、編成を固めて、遊び方を覚えて…。

G.L.A.D、S.T.E.P、感謝祭、LPとクリアしていって、グレフェスも大晦日に初めてgrade6に上がることが出来ました!

初参加のPカップでは、1日有給も使って走って、28位になる事が出来ました。

摩美々のカードも、あと3種でコンプリートまで来ました。プレイ期間の割に早く埋まってきたと思います。

勢い良くここまできたのですが、ゲームをやっていてとても気になる事、モヤモヤすることがあります。

シャニアニも先行上映観てきたのですが、そこでも思うことがあります。

このモヤモヤをどうしても打ち明けたいので、ここに書かせて頂きます。よろしければシャニマスでプロデュースをされている先輩方の意見をお聞かせください。


1.アイドルの呼ぶ『プロデューサー』って、誰の事?

シャニマスを遊び初めて、余裕を持ってシナリオをクリアできるようになって思ったのですが、このゲームでは『プロデューサー』の存在感が強いですよね。

皆さんからも『シャニP』と呼ばれて親しまれています。

最早『シャニP』というキャラクターはアイドルと同じくらい、このゲームには欠かせない存在ですが、

これが凄く不快です。

ゲーム内で自分のユーザーネームが表示されるのはフェスやイベントのランキング表示の時くらいで、ゲーム内では『プロデューサー』とテキストでも表記され、『自分の登録した名前』がアイドルとの会話中で表示されることは一切ありません。

ガシャ演出でも全身の姿が映し出され、二次創作でも多数のイラストが描かれています。

今まで『プロデューサー』はアニメ版の時には描かれてきましたが、ゲーム内で1人のキャラクターとしてここまで大胆に描かれているのはシャニマスだけだと思います。
 
SNSを見ていると、皆さんやはり『シャニP』と『アイドル』のストーリーを心から楽しんでいるんだなぁと思える感想やコメントが多く。
『シャニP』がハッキリと描写されることで、シャニマスの魅力である『コミュ』、『ドラマ』の内容がより深みを増して面白くしているのかな?とも思います。

ですがこれだけは言いたい。

『プレイヤー』は何者なんだ?

このゲームは、というか『アイドルマスター』って、

『アイドルプロダクションのプロデューサーになって、アイドルたちのプロデュースをする。アイドル育成ゲーム』

なハズですよね?

何故『プレイヤー』はそこから弾き出されているんですか?

確かにアイドル達はゲームの中で『プロデューサー』と呼んでくれます。

でもこのゲームのアイドル達が呼んでるプロデューサーって、

この『シャニP』の事ですよね?

あ、そうなんだ…。って気づいた時に、楽しみも、期待も、全部の熱が冷めました。

あれも、

これも、

全部全部、

自分に向いていたものは何も無くて、

あの笑顔も!

闘って手に入れたあの手紙ですら!

『シャニP』に向けたものだったんだって!こんなにゲームの中でも押し付けられて!

なんで『アイマス』やってて惨めにならなきゃならねぇんだよ!!!!!


何が信頼だよ!

俺は『シャニP』と摩美々の中を取り持つために、このゲームやってんじゃねぇんだよ!!!

何が『担当』だよ!

画面の向こうから眺めてるだけで、『プロデューサー』になんか、最初からなってもいないじゃないかよ!

この『アイドルマスター』に、俺はどういう気持ちでいればいいんだよ!!!

『プロデューサー』はどこにいるんだよ!!!!!

これが素直な気持ちです。


2.なんでアイドルの頼度解放に制限があるの?

このゲームでは初期は10まで、アイドルロードをクリアすると12まで、更に『MVアイドル』を獲得&特訓する事で埼大16まで信頼度をあげることが出来ますよね?

なんでアイドルとの触れ合いを楽しむゲームで、こんなことするんだ?

色々なゲームで、ステータスの上限解放に関係するアイテムが存在しますよね?

艦これならケッコンカッコカリをする事でLv上限が上がりますし、限定のボイスも解放されます。

キャラゲーにおいて、この様な更に関係を進展させるようなアイテムは有料で販売されていたりするのが常でありますが、大体1000円程度な印象です。

なんでこのゲームは、恒常ガシャに居ない『限定アイドル』を、それも4凸させないと最大まで信頼度の上限が解放されないんだ?

特訓用のはづきさんだって、抱き合わせセットか、有償ガシャのオマケだよな?

スカウトチケットだって、有料だよな?

1回幾らか知っててやってるよな?

その上で、なんで次のボイス解放が信頼度Lv.15なんだ???

ユーザーの事、売れば買う『都合のいい財布』だと思ってんだろ?


3.アイドルからの『気持ち』を巡って闘う必要性。

5.5周年Pカップから、各アイドル上位1位〜100位のプロデューサーへアイドルからの『金の手紙』が報酬に追加されました。
初参加ながら何故こんな無ごい事をするのだろうかと思いました。

『アイドルからの手紙を受け取れるのは、各アイドル毎に100人だけ!』

馬鹿なんか?

プロフィール画面に貼っつけるだけの自己満足のトロフィーである『称号』ならまだしも、 
なんで『アイドルからの気持ち』を奪い合う必要がある?

そうするなら何故、銀・銅の手紙はみせた?

このPカップというイベントは、『担当』という要素の薄いシャニマスにおいて数少ない『自分を出す』ことの出来るイベントだと思います。
だからといって、『アイドルマスター』でこんな闘いをさせるのは頭おかしいとしか思えません。


4.今年6周年『@』のつく曲は来るのか?

これは地味に衝撃的でした。

だいたいアニメ化したら最終回辺りにくるイメージなので、シャニアニでくるかと思っていたのですが…。

『@』がつく曲は、そのブランドの中でも象徴的な曲なイメージなので、期待してしまうのですが、シャニマスは各々のグループの色が強いので、全体曲に使われる『@』はシャニマスには合わない印象もあります。

でもシャニマスって、他ブランドとの違い。的なところに力を入れていそうなので、最後まで『@』曲は来ないかもしれませんね。

良くも悪くも『我儘なまま』、駆け抜けていくのだと思います。


5.シャニアニ見に行った!けど…。

4月からTVでも放送されるアニメを、わざわざ映画館に足を運んでまで観る。

正直凄く期待してました。

過去の『アニマス』『デレアニ』は当時も今も賛否両論だが、自分は凄く好きだったし、『Mアニ』も面白かった。だからゲームのシャニマスは好きになれないけれど、アニメなら違うかもしれない…。

デレPの友人を1人、まったくアイマスを知らないけれど、興味あるからと着いてきてくれた友人1人、計3人で1〜3章まで観てきた。

なんでこんなことになってるんだ?

賛否両論あるのは仕方が無い、誰もが認めるモナリザにすら否定的な意見を言う人がいるのだから、みんなが皆よかった!となる事の方が奇跡なのだと言うのは理解している。

だけどあれは無いだろう!

1章は放クラの皆のお祭り騒ぎで終わったお陰で、凄くいい気分で映画館から帰れたのに、2章、3章と回を重ねる事に不安が強くなり、最後は悔しくて帰りの車で号泣した。

シャニマス、アイマスが好きな人、興味のある人しか居ないと言ってもいい先行上映の感想が、悪評ばっかってどういう事だよ!?

最近フォローするようなNoteも増えてきたし、自分も感情が落ち着いてきて、冷静に判断できるようになってきたが、それでもあのアニメはよくないと思う。

アニメは新しいプロデューサー誕生の1番のキッカケになれるコンテンツ

実際自分がそうだったように、アニメからゲームを遊んでくれる、知らなかった作品に踏み込んでくれるパターンはかなり多い、むしろそれが主流だとさえ言えるのに、このアニメは見た人は熱中する程の魅力を備えているだろうか?

僕は精々、見れなくは無いアニメ。という評価で終わってしまうのではないかと思う。

キャラクターの一人一人、掘り下げをする余裕もなく、いきなりW.I.N.Gに出たかと思ったら全員敗退。

突然プロデューサーがセンターを指名したこと思ったら、誰も私がやりたい!とか文句を言わず、納得して合宿へ。

合間に挟んだL'Anticaの曇り、果穂の「2回目です!」発言。

そして最後はまるまる2話使っての『LIVE』!!!

これであなた達の好きな『シャニマス』の魅力は伝わるの?

ゲームやりたい!って、思ってくれるの?

3章公開直後の『X』に転がっていた感想に「ゲームをやってコミュ読んでくれたらわかります!」というのがあったが、あまえんじゃねよと言いたい。

そこまでハマってくれるか怪しいクオリティなのが問題なんだよ!

どうせ放送され始めたら、インフルエンサーに影響されて始めてくれる人は居るだろうけど、それは『アニメ』関係無いからな!

正直、もう少し話数があっても怪しかったと思います。

ファーストライブの再現とか、新規からしたらどうでもいいし、ゲームやらないと意味がわからない発言とか2期を見据えてるならそっちでやれと思うし、そもそも2期やるつもりなんか?

プロデューサーはなんでそんなにアイドル達と最初から仲良いんだ?

全然アイドルと一緒に歩んでってる感無かったけど、これって『アイドルマスター』のアニメだよな?

てか、なんでお前は観客側の席に立ってうんうん頷いてんだよ!

アイドルの背中を押してやれよ!

プレイヤーから『プロデューサー』の立場を奪ったヤツが、それすらほっぽり出してんじゃねぇぞ!

今までのアニメシリーズで、ここまで不完全燃焼で、悔しい思いをしたアニメは初めてでした。

ミリオンライブの後なのが余計に虚しさを加速させます

なんでこんな事になったんだろうね?


6.インタビュー記事を読んでいて思った事。

シャニソンのリリースにあわせて、ゲーム雑誌社のインタビュー記事がWeb上に公開されました。
記事ではこれからリリースされる『シャニソン』と『enza版』を比較して発言されてたのですが、その中で幾つか気になるところが制作のプロデューサーである高山氏からされていたのでこちらに一部分抜粋します。気になる方は「シャニソン インタビュー」とかで検索してみてください。

『シャニマス』では、ブランドとして「このタイミングでこの展開を行いたい」ということを、日ごろから開発チームとライブチームで議論しています。そのときブランドとして表現したいことに合っているのがゲームならゲームに、ライブならライブに落とし込んで展開しています。その際、必要であればライブでもストーリー要素を盛り込むこともあります。

『シャニソン』を開発するにあたって、純粋なリズムゲームとしてご提供するというアイデアもありました。ただ、“『シャニマス』らしいリズムゲームとは何か”と考えたときに、アイドルと向き合うプロデュース体験は『シャニマス』がいちばん大事にしていたポイントです。

enza対応版ではアイドルたちと真っすぐに向き合うプロデュース体験をご提供するため、たくさんのコンテンツやシナリオ、イラストを提供していこうという想いもありましたので、そこには注力しつつも_。

「シャニマス」が大切にしてきたのは、アイドルたちと向き合って彼女たちを導き、さまざまな場所で輝かせるというプロデュース体験でした。

当然アイドルマスター、『シャニマス』もビジネスですから、計画の元に色々な事が行われています。それをわかった上で言います。

『真っ直ぐ向き合うプロデュース体験』を大切にしたいのに、なんでその演出に辿り着く?

我々はユーザーです、制作側からの供給を受けることしか出来ませんから、制作側の『その時の表現したい事』に振り回されるしかありません。

感情でビジネスは動かせない。

お客様サポートに幾ら要望を伝えようが、そこに制作側のメリットと、ユーザーに損害が発生していなければ、全ては制作側の気分次第です。我々への対応なんて、プロデュース体験よりも、その時の感動、伏線の回収された結末があれば、どうでも良いのです。

その照明が、シャニマスのLIVEなのでしょう。

『ゲーム』で完結しないゲーム。

ユーザーがどうでも良くても、彼らがやりたければやる。それがビジネスであり、シャニマスなのかもしれませんね。

これも先輩方、ユーザーが望んだ結果なんですよね?


ざっと書き出してみましたが、

皆さんが愛して、応援してきた『アイドルマスターシャイニーカラーズ』というブランドは、こういう所が魅力的って事ですよね?

コミュが素晴らしくて、解像度が高いんですよね?

プレイヤーは見てるだけで、プロデューサーとしてアイドルの隣に立つことも出来ず、沢山来る復刻ガシャに金を貢ぎまくって、手に入れたアイドルと『シャニP』が仲良くしているところを眺めてればいいんですよね?

『推し』で充分なんですよね?

『体感』より『ドラマ』なんですよね?

遊ぶ度に苦しいんです。
『プロデューサー、私がんばってみるからー』この台詞は誰に向けて言ってるんだろうって。

なんで大好きな『アイドルマスター』なのにこんな苦しいんだろう。
なんで『シャニマス』始めちったんだろうって。
どうしてここまで向いてないんだろうって。

これが今日まで『シャニマス』を遊んできた自分の感想です。

『シャニソン』用にスマホも高スペックな物に変更しましたが、今では勿体なかったかな?と思ってしまいます。

ブランドの違い、自分に合ったものを遊べばいい!ネガキャンなんかすんな! アイマスは恋愛ゲームじゃねぇんだぞ!


そんな事は分かってます。


それでも、心が限界なんです。

『シャニマス』は他のアイマスシリーズとは違う魅力を持った作品です。
色んな人が応援していて、今年で6周年を迎えるそうです。

今までアイマスシリーズを遊んできて、シャニマスでまた1人、大切な『担当』ができて嬉しく思っていました。
だけど自分にとっては''パンドラの箱''で、後に残ったのは虚しさと後悔でした。

これでこのNoteは終わります。

最後まで暗い話で申し訳ありませんでした。

あなたはどう思ったか、コメントお待ちしてます。

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