ということでストレートに上がってきてJ2。ゲームじゃないと厳しそうなハイペースだけど、クラブ目標を達成するにはこのくらいじゃないと無理。
お隣ファジアーノはJ2をついに卒業したらしい。

今シーズンの主な補強

野々山比呂之＊

三重県の海星高校卒。典型的なスピード型の選手でウイング向けの選手か。伸びしろはJ1クラス。

マッシミリアーノ・ギデッティ＊

イタリア6部くらいのドゥフォール・ヴァラーノなるクラブチームから獲得。アマチュアとは思えないスピードとテクニックを持ったストライカー。なんでこんなのが5部だか6部にいたのか。見つけてきたスカウトが有能すぎる。
成長次第だが、Jから再び欧州へ羽ばたくのではないだろうか。惜しむらくは空中戦能力が皆無なところか。能力はほぼJ1クラス。

島嵜和彦＊

金沢学院大学卒の天才パサー。視野の広さ、発想力、当たり負けしない強さ、狭いスペースでもボールを失わないテクニックを併せ持つ。ただしロングパスには難がある様子。伸びしろはあんまり残ってないが、J1でも戦えそうなほど十分強力な選手。トップ下の選手だが、少し下げてボランチとして使う。

西口類＊

福岡からレンタル。縦への突破より守備とパス回しの参加に持ち味を出せる現代的なサイドバック。最終ラインが薄いので力を貸してもらう。

グドブランド・エンスルド＊

ノルウェー4部、スケッテンSKから獲得の巨漢DF。スピードはいまいちだが高さとパワーが東洋人とは違う。それでいて意外と足元はそこそこ。どう考えても4部にいていい選手ではない。
ちなみに同名のプロサッカー選手は実在したらしいが無関係。

ゲルト・ヴィマー＊

ブラックバーン・イースト・ロンドンから獲得。イングランドのクラブみたいな名前だが、南アフリカのクラブである。（イースト・ロンドン自体が南アフリカの地名らしい）しかし国籍はオーストリア。ワケが分からない。南アフリカ育ち故、流ちょうなソト語を操るらしい。
縦の動きに強く、さらに伸びしろがある選手なので期待したい。

7月末段階での順位

予想順位は10位くらいだったがかなりの健闘。

FWギデッティ、シャドーの宇賀神、右ウイング池田の活躍が目立つ。

10番に据えた島嵜はプログレッシブパスの鬼と化していた。

アドバンストフォワード、シャドーストライカー、メッツァーラ、左右のウイングと縦に斜めにと走りこむ選手だらけなので彼のパスの供給は欠かせない。

コンバートで馴染んできたことを考えると、後半はもっと活躍が期待できそうだ。