イブに救急車。

なんか今年はこんな予感がしていたんですよ。

日本行きの丁度良いチケットが見つからなくて
クリスマスはイタリアに残らなければならない
理由があったのよねぇー。

3日前から容態が悪かった義姉が
昨日はトイレに一人で行けなくなり
オムツをして意識が朦朧としているので
救急車を呼ぶと、高血糖でした。

計測器でエラーが出て測れないくらいの高血糖って
どれだけだったのか不明です。

イタリアは入院費は無料だけど
入院するまでが長丁場です。

15時頃受付して
血液検査、レントゲンをして
私は1度夕食を食べに帰って
今夜の9時に病院に帰ってきましたが


まだ!病棟に移されておらず
救急の待機室に寝かされていました!

今日中に終わるかしらん??

しかし、私はどうも病院と縁があるようで
こうして入院のため待機していたり
医療通訳で病院をウロウロしていたり。

きっと義姉の件が無ければ
日本人の旅行者さんの通訳で
同じように病院にいたのでは?と思います。

そして病院で人間観察するのが
嫌いでないから苦にも感じず長居できます。

待ち時間が長すぎて怒っちゃう家族。
待合室のみんなを和ませてくれるオジちゃん。
隣の人達と仲良くなってしまう人。
計画していたのとは違うクリスマス突入でイラつく人。

私は待合室で座っているだけで
その家族の在り方や、生活の背景や
色んなことを想像しては楽しみます。

昔病院で研修もしていたので
病院スタッフ側の気持ちも解ります。

最近フィレンツェの反対側に引っ越してきて
とても親切なスタッフが揃う病院に運ばれるので
入院後も安心して預かってもらえます。

イタリアでは家族と過ごす
こんなに大切なクリスマスに働いているスタッフや
救急車のボランティアスタッフにも感謝を込めて
まだ暫く、この人間臭い救急の待合いの椅子に身を埋めていることにします。

皆さん、メリークリスマス☆

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