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私の叶えたい夢

 私は小説を書いています。普通に大人向けの小説です。もちろんただの趣味レベルです。今年は児童書を書いてみたいとという願望を抱いています。もちろん趣味として。
 私は以前にも書いたのですが、幼少期絵本を読んでもらえない環境でした。だから小学校へ入学してから自分で読み書きができ、尚且つ内容が理解できるようになってから小学校の中にあった図書館で児童書から読みはじめました。
 一番最初に読んだ児童書は、「いたずらラッコのロッコ」だったと思います。読むのがとても楽しかったけれど、初めて読んだ本だったので、少し難しいなと思った記憶があります。でも最後まで読めた時の達成感はいまでも忘れられません。「本っておもしろい!」という感覚と「私でも一人で読めた!」という自信をもらいました。
 そんなふうに本の面白さや楽しさを少しでも伝えられるような児童書が書きたいと思っています。
 その為にもまず自分自身が様々な児童書に触れ直すことが必要だと思いました。そして子どもの目線に立ち、何に興味を持ってくれるのかなとか、何を伝えたいかのかを、考えているところです。
 私ごときが何を言ってるんだろう、かなりおこがましいぞと思いますが、あの児童書に触れた時の感動が忘れられないのです。
 毎日小学校には通っていました。しかし幼稚園卒園と同時に新しい土地へ引っ越してきた為、周りはみんな知らない子たちでした。みんなおんなじ幼稚園、おんなじ保育園から上がってきた子たちばかりで、私は友達もできずいつも一人でした。だから図書館はとても居心地がよかったのです。
 そこで一番最初に手に取った本に救われました。本は自分の居場所がなくてもいろんなところへと連れて行ってくれました。本を読んで頭の中に浮かぶ風景は、なによりの遊び場でした。
 そんな本が私に書けるか自信はないですが、挑戦だけでもしてみたいです。その挑戦こそ私の叶えたい夢かなと。
 夢はきっと形にならなくとも、叶わなくとも、そこまでの道のりこそが醍醐味なのではないかと思います。失敗しなきゃわからないことも沢山あると思いますし。
 そんな経験がきっと大切で、もしかしたらそこからまた新しい夢が見つかるかもしれません。
 そうやってずっと夢を持ち、夢を追い続けられたら最高だなと私は思います。
 

#かなえたい夢

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