見出し画像

【自己紹介】京都でクリエイターコミュニティやってる建築士

noteを始めてみたはいいものの、そういえば自己紹介をしていませんでした。どんなヤツかわかってもらえた方が情報にも信憑性が出るだろうということで書いてみます。


建築設計事務所の運営

個人住宅や小さなお店など、ヒューマンスケールの空間を好んで設計しています。独立して6年目。

一級建築士の資格は持ってるけど、資格に見合うような大きな規模の設計はほぼしていません。大きすぎる空間って、他人事というか、あんまり自分が設計する意義を感じないんです。どうせやるなら、使う人が見える空間をつくりたい。

一番最近で言えば、ぼく自身の住まい兼事務所として築40年の中古マンションをリノベーションしました。「今まで見てきた中で一番いい家」と言ってもらえることも少なくないし、同業者にもうなられるほど、細部まで考え抜いて作り上げています。(そのノウハウも記事化していきます。)

ショールームも兼ねているので来客も多い

あまり力の入っていないホームページも貼っておきます。力は入ってないけど、お客さんからのレビュー欄なんかは、自分で読み返すたびに嬉しくなってます。笑

あくまで設計がメインですが、他にもいくつかのことに取り組んでいます。

・ギャラリー運営
・クリエイターコミュニティ運営
・京都芸術大学非常勤講師
・重要文化財「聴竹居」のガイド
などです。


ギャラリー運営

京都御所を一望できるビルの一室にギャラリー八角を構えています。

コロナ禍まっただ中の2021年4月にスタートし、気が向いたときに、好きな作家さんの展示会を企画しています。

御所の緑が映える空間

片手間ゆえ、あまり企画を行えてないのですが、個人的には交流の場としての意味合いが強く、ここをきっかけに仲良くなったクリエイターさんも少なくありません。


クリエイターコミュニティ運営

ちょうど一年前の7月、京都の中心地・四条木屋町から徒歩4分の場所に、川床付きの京町家物件を見つけてしまいました。こんなにいい物件を見つけたからには何かやらねばということで、仲間を募ってかもがわクリエイティブベース(通称:かもベース)というクリエイター向けのコミュニティスペースをつくりました。

1階が間借りスペース、2階が会員制コワーキングスペースになっていて、月一回のクローズド勉強会や、オープン型のイベント、オンラインでの情報交換を行っています。直近では、会員によるスナック営業の企画や、会員とその友人たち総勢20名程度で行くビアガーデン企画なんかも進んでいます。

某商品撮影でモデルとして撮っていただいた、かもベースでの一枚

4月にグランドオープンしたところで、まだまだ手探り状態ですが、会員同士の交流から生まれる何かに期待して、いろいろと仕掛けています。もちろん、ぼく自身も、その恩恵を受ける気満々なのですが。笑


京都芸術大学非常勤講師

京都芸大(元・造形大)の空間デザインコースの設計指導を少しばかりさせていただいています。

特筆することもないのですが、生徒さんが、設計だけでなくギャラリーやコミュニティ運営にも絡んできてくれたらなぁと、ひそかに目論んでいたりはします。


重要文化財「聴竹居」のガイド

京都~大阪の府境に位置する大山崎という土地に「聴竹居」という約100年前の歴史的木造住宅があります。そのボランティアガイドを、2018年頃から月1回ペースで続けています。

7月6日に行われた新聞社による取材撮影

聴竹居は、昭和初期の建築家であり文化人であった藤井厚二が残した作品です。建築はもちろん、その周辺環境まで周到にデザインされており、今なお、この地域にはハイソサエティの名残があります。

ぼくがクリエイターにこだわるのは、そうした場所に集う人たちの空気感や、宿るエネルギーに感化されているからなのかもしれません。


そんなこんなで「クリエイター向けの空間づくり」を標榜して、情報を発信し始めたところです。

日常業務に追われてくじけそうにもなりますが、なんとか継続していきたいので、スキやコメント、フォローなどで応援いただけますと幸いです!

ちなみに、まったく関係ないところで言えば、バックパッカーとして、1年以上かけて世界中40か国以上を回った経験もあります。アフリカ縦断してて死にかけた話なんかも書く日が来ればいいですね~(たぶん来ない。笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?