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#48【それでも前を向くしかない】【23/24 セリエA第23節】インテル×ユベントス マッチレビュー

こんにちは!こんです⚪️⚫️

今朝方行われたインテルとの首位の座をかけたダービーマッチについて振り返ります。

まずは結果から

はい、完敗です。

スコアこそ0−1ですが、内容に歴然たる差を感じました。

今シーズンを振り返ると、昨季と比べてもチームとして安定感が増し、さらに個々人のレベルアップや、若手の台頭などポジティブな雰囲気が流れており、試合前はワンチャンあるぞという気持ちになっていました。

いやー、ワンチャンなかったですね。シンプルにインテル強かったと思います。

ただし、2月の時点で首位争いをできているチームの方向性は間違いなくいい方向に向いているはずです。
1サポーターとしても、ここで落ち込んでいても仕方がないので、今日の試合の振り返りをして頭の整理をしたいと思います。

両チームスタメン

試合開始直後の不安

個人的に立ち上がりの試合の入り方を見て、もしかして今日悪い時のユベントスなんじゃないかという嫌な予感を感じました。

それは主に
•低すぎるディフェンスライン
•カウンターを恐れてDF3枚が攻撃参加に慎重になっている
•中途半端な前プレ
•ドリブル突破やチャレンジングな縦パスがなくセーフティなボール回し

という部分からで、言わば弱気な時のユベントスを表す現象が所々で起きていたためでした。

前半15分にイルディズがチームに向かって🤷‍♂️という仕草を見せたことからも何か上手くいっていないシグナルが見受けられました。

狙われたガッティ

オーマイガー

殴り合いを避けて慎重に試合に入ったことで、ボールを持つインテルと守るユベントスの構図が明確になりました。

5-3ブロックを敷いて規律正しく守るユベントスに対して、インテルは流動的に5バックを破壊しにかかります。

狙われたのはガッティ。
ディフェンスに若干の不安が残るガッティに対して、ディマルコが背後を狙ったり、テュラムと競らしたりと質的優位を狙います。

前半37分の得点シーン

ベタ引きの5バックを敷くことで
•中盤を3枚で守る必要がある
•インテルの選手が頻繁にポジションチェンジを繰り返すため、マークにズレが生じる。
という状況が生まれ、最終的に上図赤枠のバレッラのスペースにプレスが掛からず、アーリークロスからガッティを狙われる場面が多く、実際に得点にも繋がってしまいました。

負の連鎖

この人がいなきゃやばかった

先制点を許して攻めるしかなくなったユーベですが、なかなかチャンスを作れません。

本来は前からガンガンプレスをかけて、ディフェンスラインを押し上げて、殴り合い上等!くらいの気概が見たかったところです。

ガンガンプレスに行かなかった理由としては、ヴラホビッチが
•序盤にイエローを貰ったこと
•ミリクの出場停止により交代選手がいなかったこと
などから90分出す前提で果敢な前プレは控えていた印象です。

また、ディフェンスラインも押し上げたかったのが本音だと思いますが、インテル側のネガトラレベルの高さユベントス側のボールロストの多さが相まってボールを奪ってもすぐ回収されてしまう状況が続き、なかなかラインを上げられなかったのだと思っています。

結果的に、
①なんとかボールを奪う
②ディフェンスラインが低くカウンターの精度が低い
③ボールロストする
④ディフェンスラインが押し上げられない
⑤ガンガン攻められる
①〜⑤の繰り返し。
という負の連鎖から出れなかったことが今日の敗因だったと思います。

そんな中でもイルディズは中盤まで降りてボールを捌きチャンスを作ろうとしていましたし、マッケニーも謎のヌルヌルドリブルからヴラホビッチの決定機を演出していました。

なんとか打開しようとしていた点は好印象でしたが、インテルの守備陣を崩すほどのクオリティがなかったというのが現実だと思います。

試合後の雑感

インテル強すぎ!

個人的に両チームの間に選手一人一人のレベルで大きな差はないと思っています。
ただ、やはりヨーロッパの舞台を戦わないことで今日のようなシビれる試合をする機会が減っていることは事実です。
それにより、大舞台で力を発揮できないデメリットは大きいと感じました。

今日の敗戦により首位インテルとの勝ち点は4差(※インテルは1試合未消化)
3位ミランとの勝ち点も気付けば4差。

来シーズン確実にCL出場できるように、リーグ戦残り15試合、全力で挑んでほしいと思います!!

Fino Alla Fine, FORZA JUVENTUS ⚪️⚫️

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