#50【勝利の女神よ何処へ】【23/24 セリエA第24節】ユベントス×ウディネーゼ マッチレビュー
こんにちわ!こんです⚪️⚫️
前節インテルに敗れて今シーズン2敗目を喫した訳ですが、今節も敗れてまさかの2連敗。
ここ3試合勝ち星に恵まれず。勝利の女神🗽は一体何処へ行ってしまったのでしょう。
そんな訳ですが、切り替えて試合を振り返って行きたいと思います。
●スターティングメンバー
ここ2試合勝ち点を取れていないことから、フォーメーションをいじる可能性も噂されていましたが、スタートはいつも通り5-3-2のまま。
怪我明けのキエーザと累積明けのミリクが共に先発に復帰。ヴラホビッチは負傷によりベンチ外。
累積で出場停止のダニーロに代わり、サンドロがこの試合でユーベ通算320試合目の出場でした。
全盛期はレアルやプレミア方面への移籍の噂がありましたが、結局ユーベ一筋を貫き今日に至ります。
今シーズンでの退団濃厚と言われていますが、出れば安定で活躍するので、こういう選手は応援したくなりますね。
また、NextGenからチェッリがベンチ入り。身長198cmの20歳のプレイヤー。ルッカとの高身長FW対決に期待。
●左サイドユニットの機能性
序盤から左サイドを中心に攻めるユーベ。
A.サイドに張る人(キエーザ•カンビアーゾ)
B.裏を狙う人(ラビオ)
C.ボールを運ぶ人(サンドロ)
といったA〜Cの役割を、固定せず流動的に各選手で回しながら、裏のポケットを狙いつつ攻め込んでいた印象でした。
中でもキエーザは良い意味で1人だけ違うゲームをしている異質さで、ゴリゴリ仕掛けてくれる姿を見せてくれました。
どうしてもキエーザ中心の攻撃にはなってしまいますが、局面を無視して打開できる選手はやはり貴重だと感じます。
一方で右サイドについて。
ウェアは無難な選択が多く、マッケニー、ガッティも違いを作れる選手ではないため、5バックで守られた時に少し物足りなさを感じてしまいます。
右サイドにキエーザ級の選手がいれば、ストロングポイントである左サイドも更に活きるのに•••と少し歯痒い思いを感じました。
ミリクの決定機もあり、左サイドからそこそこ機能して攻めれていた印象でしたが、結果的に得点には繋がらずでした。
●失点シーン(前半25分)
ウディネーゼの枠内シュートはこの一本だけという結果の通り、悔やまれる失点でした。
不運な形でサンドロにボールが当たり、シュチェスニーもノーチャンスな形だったので、切り替えるしかないですね。
先制された4試合は1勝1分2敗と嫌な成績の通り、引いて守られた相手への崩し方には課題が残ります。
●殴り慣れていない若武者たち
前半を0-1で折り返し、攻めるしか無くなったユーベは後半からファン待望の4-3-3にシステム変更しました。
また、61分にウェア▶︎イルディズの交代により、キエーザとイルディズの共演が実現しました。
アッレグリにしては珍しく超攻撃的な布陣で同点弾を狙うものの得点には繋がらず。
本来殴り合いの展開になるはずが、投入される選手はイルディズ、ニコルッシ、イリング、チェッリと人を殴ったことの無さそうな、心優しげな若武者たち。
ベンチにアルナウトビッチ、サンチェス、フラッテージと、流れを変えられる(殴り合いが得意そうな)控えメンバーを抱えるインテルとの差を感じる展開でした。
イルディズの決定機やミリクのゴール未遂もありながら得点には至らずゲームセット。悔しい2連敗となりました。
●試合後の雑感
これで首位インテルとは勝ち点差7のまま(インテルは1試合未消化)、ミランも勝ち点差1まで迫ってきました。
CL圏争いをするミラン、アタランタ、ボローニャ、ローマと軒並み調子良さげなのでここでの失速はかなり痛めです。
後半戦に入り対策が進む中、今日見せた攻撃的な布陣へシフトチェンジするか、これまで同様手堅く行くか。
アッレグリの手腕が問われる今後も引き続き応援していきます!!
Fino Alla Fine, FORZA JUVENTUS ⚪️⚫️
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