170408_ヤマセンドウ_夫婦_あとがきヘッダ

ミカダさんのそんなに不思議じゃないあとがき【コメ欄ネタバレok】


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【2021/0207追記】※注意※noteにこれ以上お金を落とす気がないので、記事金額を500円から10000円に釣り上げています。読了された方には他の方法であとがきにご案内しますので、Twitter(相互の方)のDMか、植木宛‐お問い合わせまでご連絡くださいね。感想いただけるとうれしい。


*note版あとがき*


2年とちょっとのリリース期間でしたが、長編ファンタジー小説「ミカダさんのあんまり不思議じゃない冒険」無事終幕を迎えました。

この2年間、お忙しい中大変貴重なお時間を割いて、追いかけてきてくださったジルバ号の乗船者各位。本当におつかれさまでした。

特に10人ほどの最初の乗船者さま方。あなた方のおかげでなんとか書きあがりました。感謝しかありません。ありがとうございます!

今にして思うと第一稿は10万字ぐらいをだいたい1か月ぐらいで書き終わってるので、結構いいペースの部類じゃないかなぁって思う。それほどこの作品は伝えたいことでいっぱいだった。

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*ごあいさつ*にも書いてありますが、それまで詩やエッセイは書き散らかしていたものの、長編小説は初で、これが処女作だった。しかし物語は小学生のころからなんだかんだ仕上げていたので、漫画の応用で書けばシーン配置とかはうまくやれそうだなぁとも。

さて、わたしはログ倉庫として”小説家になろう”(通称“なろう")を利用してて、こちらの方は実は書きあがったものを先に全部掲載しておりました。noteの方は半年遅れてやっとゴール。

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で、2018年の6月ぐらいに、なろうの方にこのようなあとがきを投稿してました。

*あとがき*
この2年、夢中で書いてました。わたしの親友、バジルの鉢の”たまごろう”のことを思うと、きっと終わりというのは、新たな再生へのスタートなのだと思えます。

たまごろうとは約2年一緒に暮らしました。今気づきましたが一緒に過ごした分だけ、書くのに時間がかかってるんですね!

枯らしてしまって悲しくて悲しくて、わたしの荒れようを見て、周囲には「たかが植物で…?」みたいな顔をされた。それが悔しくて書き始めました。

物語でプレゼンした方がわたしがどれだけ大切にしていたか、きっと伝わるだろう、と思ったからでした。そして、書き終わる頃、また笑えるようになってるかも知れないとも。

ここまで読み進めて下さった方、本当にありがとうございました。バジル可愛いですよ。ためしに鉢にマジックで顔を描いてあげてみてください。もしかしたらチカチカと、返事をするようになるかもしれません。

物語は寂しいけれどここでおしまい。

でも、蒔いた種から、きっとまた新しく芽が出て、
花が咲くことでしょう。

See you later!
愛をこめて。

それまで終わらせたくなくて、死にたいような気持ちだった。しかし、もうそろそろ漫画の方に精神力を全部振らないと…というのもあった。同時に2つの世界観を構築できるほど器用じゃないので。

この後書きを投稿して。(ああ、ついに終わってしまった…)と、ぽかんとしながら、ふらりと深夜のコンビニに出かけた。

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その日は美しい満月で、まるで空に穴が開いたみたいな空だった。神さまがわたしの様子を穴の向こうからみてるんじゃないかなぁって思った。

気づいたら道端で月に向かって両の拳を上げてジャンプしながら絶叫してしまっていた。「やった!」って。

「あひるの空」(C)日向武史)で、主人公の”空”が、はじめて試合に勝てた時、「よっしゃぁ!」って人目も気にせず大ジャンプして叫ぶシーンがあるんだけど、だいぶ近い感じのことをしたと思う。リアルでホントにこんな感じなんだなぁって感心してしまった。

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しかし、一回あとがきを書いてしまうと、構築した世界への連絡通路”物語の扉”が閉じてしまった感覚というか、チロタとミカダさんの掛け合いのとことか修正してると、やたらと遠く感じたりして、あとからあとから実感がわく。

もう次の扉をノックして、種を蒔き、苗を植えにいかないといけない。

わたしは、自分が逃げ込める居場所が欲しい一心で世界を構築しているのだ。イヴが林檎をかじらなかった分岐を歩んだ、暖かな常緑の楽園を。わたしの世界にいらしたお客さまに、アップルティーの一杯でもごちそうできるよう、ぶきっちょながら試行錯誤しつつ、また創り出していこうと思う。

植木まみすけ/2018/12.6

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で、今回、うっかり未読の方がネタバレ踏まないように、用語辞典に載せてなかったキャラデや面積設定なんかが何枚かありますので、検索にかからないように有料設定にしてUPします。

今、最初の読者さんに向けて500円でupしていますが、しばらくしたら作品全体の金額に見合った額に値上げすると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

あと、この記事に関しては積極的にサポートもお待ちしております!

今後記事を追加することになっても今回一回だけの課金で済むように、珍しくマガジンに束ねて売っています。くれぐれも記事単品で購入しないようにご注意下さい。

この記事のコメ欄はネタバレOKということにしますので、今までネタバレ気にして書けなかったような感想とかありましたら、こちらで教えてくださるとうれしいです。


*有料部分おしながき*
1)異国の少女ラフ(答え合わせ)
2)例のキャラのキャラデ
3)面積設定など
4)作者が気に入ってるサブタイ上位5位
5)思い入れのある回のお話(こちらも5話分)
6)初期設定ラフ
7)この物語を書き始めたきっかけ
8)取材地一覧(写真付)

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有料部分に3,4話登場「異国の少女」装備の答え合わせが掲載されておりますので、おさらいして、自分なりに(異国の少女ってこんな格好…?)って想像してからご購入くださるとうれしいです!

3話‐「チチカ島市場にて」(最後の方から出てきます)
4話‐「異国の少女」

でははじまりはじまり~

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1)【異国の少女ラフ】(2018年11月描きおろし)

描写でどの程度みんな気づくかなぁってはらはらしながらupしたシーン。

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