【ゴールドシップ産駒】23年1月5日 中央出走産駒の配合分析【ゴールデンスナップ編】
明けましておめでとうございます。昨年末からはじめたnoteですが、今年も淡々と書いていこうと思っております。
23年1月5日に中央競馬初出走となるゴールドシップ産駒ゴールデンスナップの血統考察です。
ゴールデンスナップ(牝)
基本情報
生産者:三嶋牧場
生産地:浦河町
毛色 :芦毛
馬主 :エースレーシング
誕生日:2020年5月11日
母・祖母の競走成績
母の産駒
祖母からのファミリーライン産駒の中央成績(4歳以上産駒のみ・平地のみ)
母父タニノギムレット産駒の中央成績(4歳以上産駒のみ・平地のみ)
祖母の父Affirmed産駒の中央成績(4歳以上産駒のみ・平地のみ)
勝ち上がり期待度(★★★)/出世期待度(★★)
現4歳以上(2019年生)で中央出走歴のあるゴールドシップ産駒のうち、同馬が属する配合グループの主な中央成績(平地のみ)は以下の通り。
現3歳産駒では、先週までに計6頭が出走し、勝ち馬はまだいない。
今日出走する中京の実績は、現時点で19回出走し【0-4-2-13】と、この配合パターンの馬は中京で勝ったことがない。また坂コースで勝ったことがある牝馬はタンジェリンムーン(阪神・芝未勝利戦)1頭しかいない。一方で平坦コースは強く馬券的にも妙味が高い。牝馬産駒の単勝回収率が93%、複勝回収率は180%である。
私見と今後への期待
ダート系牝馬との配合、欧州スタミナ系牝馬との配合など、ゴールドシップ産駒の「坂を駆け上がるパワー」を補う配合の試行が続いていると思いますが、まだこれといったクリアな方向は見つかっていないように思います。
ゴールデンスナップの配合に関しては、ダート系繁殖牝馬を母として、The MinstrelとNijinskyを介したFlaming Pageの強調が、パワー補完につながればという意図を感じます。ただし、現時点でNijinskyを持つ祖母との配合馬の中央勝馬率は36%と産駒平均と同等であり、そう簡単な話ではないということでもあります。
今年の春から京都開催が戻ってくることは、栗東所属のゴルシ産駒にとっては福音となることでしょう。また、開業3年目の昨年27勝を挙げた新進気鋭の田中克典調教師の管理馬ということも心強い点ではないでしょうか(馬の適性を考慮したレース選択、鞍上選択をするだろうという点においてです。美浦の一部調教師とは違ってw)。
使いつつ、小倉や京都で勝ち上がりを期待というところでしょうか。距離は牝系の適性を考慮すると1800~2000mが適性距離になるだろうと予想しています。
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