【ゴールドシップ産駒】22年12月18日 中央出走産駒の配合分析【マイネルラウレア編】

22年12月18日に中央競馬初出走となるゴールドシップ産駒マイネルラウレアの血統考察です。

注:本記事にあるデータは、すべて投稿日前日時点のデータとなります。

マイネルラウレア(牡)

基本情報

生産者:ビッグレッドファーム
生産地:新冠町
毛色 :芦毛
馬主 :サラブレッドクラブ・ラフィアン
誕生日:2020年4月26日

母・祖母の競走成績

母マイネボヌール(中央4勝、朝日岳特別)
祖母コスモフォーチュン(中央5勝、北九州記念)

祖母からのファミリーライン産駒の中央成績(3歳以上産駒のみ・平地のみ)

出走頭数 :11頭
勝馬頭数 :6頭(55%)
特別勝頭数:2頭(18%)
勝利数  :13勝(芝11勝・ダート2勝)
代表産駒 :マイネルウィルトス(福島民報杯、アルゼンチン共和国杯・目黒記念・函館記念 各2着)

母父ロージズインメイ産駒の中央成績(3歳以上産駒のみ・平地のみ)

出走頭数 :109頭
勝馬頭数 :49頭(45%)
特別勝頭数:16頭(15%)
勝利数  :90勝(芝61勝・ダート29勝)
代表産駒 :ユーバーレーベン(オークス)、マイネルファンロン(新潟記念)

祖母の父マイネルラヴ産駒の中央成績(3歳以上産駒のみ・平地のみ)

出走頭数 :25頭
勝馬頭数 :9頭(36%)
特別勝頭数:3頭(12%)
勝利数  :17勝(芝10勝・ダート7勝)
代表産駒 :マイネルグリット(小倉2歳S)、マイネルウィルトス

配合評価(★★★★★)

注:配合評価は、2019年生まれ以前のゴールドシップ産駒を対象とした独自の多変量解析モデルで得られた定量的データに基づくものです(最高★5、最低★1)。また、あくまでも配合のみを対象とした評価であり、評価に当たっては牝系の質や生産時の母の年齢等、血統表に情報がない変数は一切考慮していません。

現3歳以上(2019年生)で中央出走歴のあるゴールドシップ産駒のうち、マイネルラウレアが属する配合グループの主な中央成績(平地のみ)は以下の通り。

出走頭数 :21頭
勝馬頭数 :16頭(76%)
勝利数  :37勝(芝36勝・ダート1勝)
特別勝頭数:9頭
代表産駒 :ユーバーレーベン(オークス)、ウインマイティー(マーメイドS)、プリュムドール(ステイヤーズS 2着)、マカオンドール(万葉S)

現2歳産駒では、先週までに計5頭が出走し、マイネルモーントとマイネルエンペラーが既に勝ち上がっている。

【ゴールドシップ産駒の黄金配合】上記のとおり、勝ち上がり率は76%と驚異的。また重賞勝馬2頭を含む活躍産駒の多くが、この配合グループに属しており、黄金配合と言える。芝レースの勝利距離中央値が2000m、平均値が2139mと、適性距離はかなり長めである。

今後への期待

母系の傾向からして平坦ベターだと思います。

今日の新馬戦は頭数も少なめで相手関係もそこまで強力ではないので、好走は可能だと考えています。クラシック路線のことを考えると、日程的に今日の新馬戦で勝っておきたいですね。

将来的には半兄マイネルウィルトスのような活躍を期待したいです。

ゴールドシップ産駒の黄金配合とは?

端的にいうと、以下の3条件を全て満たした配合です。

  1. 母父が持つHyperionの本数が非常に少ないこと(2本未満が目安)

  2. 祖母が持つNasrullahの本数が豊富なこと(2本以上が目安)

  3. 祖母が持つMahmoudの本数が豊富なこと(2本以上が目安)

ゴルシ×ロージズインメイ(RiM)がニックスとして考えられる根拠の一つが、この「Hyperion-Low」であると私は推測しています。RiM、カコイーシーズ、フレンチデピュティ、そしてDarshaanと、一見なんの共通項も見いだせない母父にも、Hyperion-Lowという共通項があったわけです。

この黄金配合が導かれる根拠については、また別の機会に。

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