田口さむね_

「音声連動自動スイッチング」サンプル映像

先日、 田口真行 さん、 月野ジュリ さんにご協力いただき、「音声連動自動スイッチング」を用いた、ライブ配信を自宅スタジオより配信いたしました。音声連動自動スイッチングのサンプル映像をご紹介します。

マイクの声に反応して、話をしている人物の映像にカメラが自動で切り替わるこのシステムは、Blackmagic Designの映像スイッチャー「ATEM」と、音声処理で使用しているDAW「Studio One」の機能を組み合わせて実現しています。

コツコツと調整を続けておりましたが、一部局地的にブームが来ている「自宅配信スタジオ」の流行に乗っかる形で、お披露目させていただきました。

「音声連動自動スイッチング」の良いところは、喋っている人を必ずカメラがキャッチできて、会話をわかりやすく映像で伝えられる点です。目視と手動でスイッチを切るよりもかなりクイックに喋り始めをキャッチできているのがおわかりいただけますでしょうか。(※もちろん人間は先読みしてスイッチすることができますが)

難点を言うとすれば、会話のキャッチボールが頻繁に交わされると、画面の移り変わりが忙しくなってしまうことと、話を聞いている側の表情を抜くことができないことでしょうか。

実際に現場でやっていただいたところ、演者の意見として、逆に自分が黙ってさえいればカメラに抜かれることはないという安心感があり、写っていない時にカンペをちら見できたりして、結構やりやすかったというお話もいただきました。

この音声連動自動スイッチング映像に“風情”や“グルーヴ”が生まれているかどうかは、ご覧になったみなさんのご意見をいただければと思うのですが、「インタビュー」なら、かなり有効ではないでしょうか。一つの省エネオペレーションの形として、活用していければと思っております。

システムに関心持っていただける方、自分も喋ってみたいという方、交流をもたせていただければありがたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?