R&K Photo Guild運営レポートvol.1

はじめに

当記事はR&K Photo Guildの内部へのまとまった情報発信とギルドの方針の共有,およびギルド活動をもっと世の中に知ってもらいたいという想いのもと発信されています.

R&K Photo Guildとは

R&K Photo Guildは「写真体験の価値を高め,メンバーのクリエイティブを高める」をビジョンに立ち上がりました.写真はSNSの浸透,特にInstagramの流行で爆発的に共有される枚数が増えました.しかし,その写真表現に至るまでの気持ちや技術の部分はなかなか共有されません.私たちはその共有されにくい部分も共有する場所を作れば写真を楽しむ人のクリエイティブが加速すると考えています.

具体的に発信側と受信側それぞれがどのようにギルドを活用できるか考えます.

まず発信者は技術部分を発信するために自分の表現の言語化に迫られます.言語化すれば,普段はなんとなく感覚で主観的にシャッターを切ったりレタッチしていた部分を客観的に捉えることになるので自分の技の棚卸しができる.これは自らの現状を把握し,自分を成長させる方向を見つけるヒントになるはずです.

受信者は他人の表現に至る思考や技術を見ることで,自らの色や癖を認識しやすくなります.もちろん知らなかった技術も学ぶ機会です.自分が使っていた技術でも全く別の発想で使えることを知ることもあると思います.

ここまでは写真の表現,技術について述べました.これはギルドで現在できる1つ目のことです.ギルドでできることはもう1つあります.それは仲間づくりです.カメラはひとりで始めることができる趣味です.風景や動物,街の景観などはひとりで撮って編集して楽しむことができます.でもその中にたったひとりでも人間を写したいと思ったら,途端にひとりではできなくなってしまいます.そんなときにギルドで見つけた仲間と写真を撮りに出かけて欲しい,そして写真仲間だからこそともにスキルアップする喜びや新たな表現を見つける楽しさを共有して人生を豊かにして欲しいと思っています.

ビジョン達成のために取り組むこと

取り組むことをはじめに書いてしまいます.写真展です.写真展を開こうというところまで至った経緯を詳しくお伝えします.

ギルドメンバーにはSlackで日々コミュニケーションをとってもらっています.撮影スポットの共有やレタッチ技術の共有,カメラに関する様々な質問をはじめ,カフェ情報や飲み屋さんの情報まで共有しています.ただ,やはりオンラインなので親密度の上昇には限界があります.

オンラインでの限界を感じ,オフラインでの交流の場を当初の予定より増やすことにしました.RyoとKoichiの拠点である関東での活動がどうしても多くなってしまいながらも,東海や関西までなんとか足を伸ばして多くのギルドメンバーとコミュニケーションをとることができました.しかしこの方法にも問題が2点ほど見えてきました.

1点目はスケジュールの都合上どうしても参加できないメンバーが絶対にいること.2点目は1度や2度会った程度では,お互いを個人的に誘うことはまだハードルが高いということです.僕自身も初対面で年齢も何もかもが違う人たちにいきなり一緒に出かけようと誘うなんてできない...と泣きそうになります.でも実は活発なメンバーの方同士で出かけているケースを複数回見ているのでギルドメンバーにはかなりコミュニケーション能力に長けた方が数名いらっしゃるのはありがたいことです.

少し脱線しました.話を戻します.上記の問題点を解決するには
1.恒常的なコミュニケーション
2.そのコミュニケーションをとる理由

が必要ではないかと思い至りました.目的があって,そのために話し合いなどを重ねれば,各メンバーは互いの仲を深めたり,時には離れたりしてギルドをちょうどいい居場所にしていけるのではないかと考えたのです.じゃあ目的は何にするかと考えたら写真展しかありませんでした.写真体験の価値をどんどん高めてこうぜ!って集団なのでこれ以上ないわかりやすい答えです.ということでR&K Photo Guildは内部メンバーのために,そしてさらにはギルドメンバーの撮る写真を好きだと言ってくれる人々のために写真展を開催するという目的に向かって動いていきます.

写真展に向けた第一歩

写真展はひとまず関東で,その後東海や関西とメンバーが多い地域で開催していこうと企画中です.(メンバーが増えたら全国,果ては海外開催...!?なんていう妄想も捗っています.)この写真展はただ写真を飾るのが目的ではなく,メンバーがギルドの居心地をよくする目的もあるので今回は地域リーダーという制度を作ることにしました.誤解のないように書いておくと,ギルドにおけるリーダーは英語のleader,先導する人,前に進む人というニュアンスであり,ボスや偉い人という意味合いにはあまりしたくありません.地域リーダーに写真展に向けた動きを先導してもらうことで,RyoやKoichi等の運営メンバーがいない状態でもオンラインオフライン問わずメンバー間コミュニケーションを行ってもらうことが目的です.もちろんRyoとKoichiも写真展に向けた動きに参画しますが,2人の動きすらもリーダーの要請で起こることを理想にしています.リーダーについては後日noteで紹介記事を作成予定です!

まとめ

今回はこれまでしっかりまとめていなかった写真展開催を企画するに至るまでの経緯をR&K Photo Guildの立ち上げに遡ってまとめてみました.運営はまだまだ不慣れなことばかりですが今後もギルドがメンバーにとって良い居場所となるように,そしてギルドに所属していることをメンバーが誇れるように活動していきます.

今後このnoteではギルド内アンケートを受けてのギルドの方向や写真展レポートなどを発信していく予定です.他にも発信のアイデア等ありましたら随時受け付けますのでコメントもよろしくお願いします.それでは,読んでいただきありがとうございました!

ギルド東海MEETの1枚

文責:まいこー(Twitter:@east_bowy Instagram:@maiko_sake)


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