誤字を愛でる④ 書いた人の作業を想像する

noteで誤字を見つけることも、しょっちゅうある。
だいたい、一つの記事に1箇所だけのことが多いが、複数見つかることもある。

この人は、忙しくてチェックする時間がなかったのかな。
記事のこの部分を書いている時、疲れていたのかな。
なんて、書き手に想いを馳せてみる。

ある記事では、お菓子の作り方を書いた部分に、誤字が2,3個集まっていた。他のところには誤字がないのに。
この部分だけ、後から急いで書いて追加したのかも...と思うと、書き手の作業の様子が想像できて、親近感がわく。

でも、それが素敵な記事であればあるほど、誤字があるのがもったいなく思えて、連絡したほうがいいのかな...と考えてしまう。
知り合いではないので、直接連絡する方法がない。記事のコメント欄に書くと他の人にも見えてしまうし、そんな指摘を記事の下に残すのも申し訳ない気がする。

そんなふうに連絡できないまま、気になって何度も同じ記事を見る。もう気づいてくれたかな、直したかな...。

あるデザイナーの方の記事に数箇所の間違いを見つけて、気になっていたのだけれど、少し経ってから同じ記事を見てみたら、綺麗に直してあった。
ご自分で気づいたのか、誰かが教えてあげたのか...どちらにしても、良かった。著者のデザイナーさんに、いっそう好感を抱いた。

誤字をさらっと直せる人、素敵です。


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