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The Magnificent nine【レノファU-18vs聖光】

 みなさんこんばんわ、ジョン・スタージェスです。
 
 栃木戦?なんですかそれは? 
 昼間にユースの試合を観てきましたので、そちらのレポートでございますことよホホホ。

 前節西京高校に痛い敗戦を喫したレノファユース。本日は首位攻防戦、全勝の勝ち点差4で首位を走る聖光との決戦です。

 前節はテストの影響やらなんやかんやで動きの悪かったレノファ。本日は体調万全でベストメンバーか、と思いきや、何やら様子がおかしい。
 代表候補河野くんなど、Aチーム常連メンバーに欠員がチラホラ。そもそもユニフォームを着て出てきたメンバーを数えてみるとひい・ふう・みい…あ、あれ9人しかいない。

人数が足りない!

 なんということでしょう。首位決戦が11対9で始まってしまうという異常事態。いったい何が。赤点?

 始まってしまったものは仕方ないので試合を追っていきますが、配置を確認しているうちに早々に失点。どういうプランでこの試合に臨んだのか定かではありませんが、なるべく0-0の時間を長くしたかったはず。早々に苦しい展開になりますが、そもそも2人少ない状態で始まっているので大したことはないのか。

 その後は聖光の攻撃練習、レノファの数的不利守備練習といった様相で試合が進みます。

 数的優位を活かすべく広く広くピッチを使いたい聖光に対して、レノファは[4-3-1]ないし[4-4-0]のコンパクトな守備陣形で対抗。相手がある程度前進するまでは我慢し、中央を締めてサイドに誘導。サイドへボールが入れば高いラインと献身的なスライドで相手を閉じ込め、横断させないデヘンスを狙います。
 これがかなり奏効し、セットプレイで追加点は許したものの、そこまでピンチをつくらせずに0-2で前半を折り返し。聖光サイドの試合の進め方が難しかったこともありますが、後半も感動的な運動量で抵抗を続けるレノファナイン。野球じゃないよ。
 降りしきる雨の影響もあってか、聖光側も次第に消耗。ついには逆襲から決定機も創出し始め、互角と言っていい展開に。最後はコーナーキックから3点目を許してしまいますが、ピッチに立った九人には惜しみない拍手が送られました。


制作・著作
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それでは本日奮闘したイカれたメンバー、荒野の九人を紹介するぜ!!

【スタメン】

■GK⑳ 清水太一
 11対9という絶望的戦力差のなか、ビルドアップの起点を一手に引き受ける。最前線への低弾道、フリーの選手へのふんわりボール、アンカーへ躊躇なく付けるグラウンダーのパス…あらゆるキックとクソ度胸を駆使して味方へボールを供給し続けた。長州のエデルソン。

■右SB⑦ 天根勇輝
 11対9という絶望的戦力差のなか、献身的なスライドと驚異的な上下動で対抗。終盤に2・3人ぶち抜いて前線へ駆けあがる姿はまさしく長州のダニエウ・アウベスだった。

■右CB④ 木村裕貴
 前回は格段に動きが重かったが、本日は感動的な運動量を披露。伊東とともに高いラインを保ち続けた。

■左CB⑤ 伊東稜晟
 11対9という絶望的戦力差のなか貫禄の守備を披露。時には持ち上がってミドルシュート(山口学名:りゅうほキャノン)を放つなど攻撃でも貢献。ただ最後の体入れたやつはファウルだったと思う。。。

■左SB㉒ 吉田光
 11対9という絶望的戦力差のなか、献身的な上下動と、ドリブルで剥がして数的均衡に持ち込むという力技を披露。テントの陰で後半の攻め上がりがあまり見えなかったのが悔やまれる。

■DM② 大出文哉
 11対9という絶望的戦力差のなか、センターハーフ2人と連携して献身的なスライド守備を見せる。スペースをひたすら埋め続けた。彼を始めとして、誰一人一瞬もサボることなく試合を終えた。

■CM⑰ 馬場一博
 11対9という絶望的戦力差のなか、中盤3人の連携で献身的なスライドを遂行。半FW的役割も負っており、前線のヘルプにも顔を出しては戻ってくるなど感動的な上下動を披露した。

■CM㉕ 深見光貴
 初見。11対9という絶望的戦力差のなか、中盤3人の連携で献身的なスライドを遂行。終盤にはデヘンスラインの裏まで狙いはじめ、あわやの決定機も創出。不利な状況のなか声も良く出ており、味方を鼓舞し続けた。

■FT⑧ 今金夢斗
 11対9という絶望的戦力差のなか、ワントップ兼MFとして献身的なボールキープと守備へのヘルプに貢献。彼の活躍が無ければ試合にならなかっただろう。


【途中出場】

■なし


終わりに

 まあ外から見てるだけの我々としては「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」でいいのですが、結果として聖光との勝ち点差は7となり、今季のプリンスリーグ挑戦については赤信号に近い黄信号が。どういう事情があったのかはよく分かりませんが、今後どうするのか、しっかり建て直してシーズンを送っていただきたく存じます。じゃあまた!

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