【お笑い】9月の9は9番街レトロの9
9月が終わってから4日が経った。
今までの人生で9月を好きだったことは一度も無かったと思う。
学校嫌いな私にとっては憂鬱な日々再開の合図だったし、運動音痴且つ陰キャのため体育祭も大嫌い。そして暑い。
社会人になってからは、繁忙期に差し掛かる月になった。
一年で一番の閑散期である夏をぬくぬく楽しんでいたら、「てめぇら調子乗ってんじゃねーぞ」とヤンキーの如く乗り込んでくるのが今の9月のイメージ。
ただ、今年からは違う。
6月頃好きになったお笑い芸人 9番街レトロが、9月を丸ごと "9番街フェス" と題して毎日ワクワクさせてくれる月になった。
9月の9は9番街レトロの9。そんな幸せな一ヶ月の話。
1.毎日ショート漫才更新
去年の9番街フェスは毎日YouTubeで生配信をし、配信内で毎日プレゼントの抽選をしていた。なかなかイカれている。
しかしめでたいことに去年と今年では状況が変わった。
舞台数はもちろん、テレビやラジオの仕事が増えたため さすがにそんな暇はない。
ということで、2021年の9月は毎日YouTubeにショート漫才をアップしてくれた。
本当に一日も欠かさず更新してた。すごい。
アドリブと台本の境目が分からない9番街レトロの漫才の、ちょうどその部分を抜粋したような動画が多い印象。
実際に漫才の掴みに使われているくだりもたくさんあったので、ファンとしてはとても嬉しかった。
中でも私が好きだったものをいくつか載せてみる。
どれも30秒程度なのでよかったら見てみてほしい。
ちなみに一番好きなのは「こんな相方は嫌だ」。
2.9番街フェス (主催ライブ)
9/9に神保町よしもと漫才劇場で9番街フェスという主催ライブがあった。
9月の中でも一番のお祭り的イベントで、劇場チケットはもちろん即完。
配信チケットもジンゲキ歴代2位の788枚を売り上げた伝説級のライブ。
まず、京極さんによるガブガブスープの実演で幕が上がる。
もうこの瞬間から神ライブが始まるのだと確信した。
これだけは絶対に9番街フェスでやりたかったとしゅんさんが言っていた。相変わらずファンの需要をよく分かっている人である。
一番話題になったのが、なんといっても令和ロマンとナイチンゲールダンスによる9番街レトロの漫才。
二組とも9番街レトロの衣装を着て、各々のスタイルで9番街レトロの漫才を完コピ(?)していた。
それが本当にたまらなく面白かった。距離感の近い戦友だからこそ成し得た技であろう。
軸となるコーナーは、過去のYouTube動画の振り返りと実演。
どれも動画で一回やっていることなのに新鮮に面白いのがさすが。
特に、盛大に一斗缶がヒットした第六感、寸止まり、おもんない選手権を生で見れた感動は一入。
後半はとんでもない量のプレゼント大抽選会。やはり一ヶ月毎日プレゼント抽選をやっていたコンビは違う。
京極さんの絵や、しゅんさん手作りのやれ全ウクレレなどファンにはたまらない代物が沢山。
スマホリング付きの色紙や、金魚番長 古市さんの写真を強制的に集めさせるようのアルバム(空っぽ)、桑子マネージャーのサイン入り突っ張り棒などユニークすぎるプレゼントもあった。どこまでもエンターテイナーだ。
ちなみに私は、奇跡的にシークレットプレゼントが当たった。
これもまたファンの需要をよく分かっている代物だった。一生の宝かもしれない。
ラストは、伝説のにゃんにゃん漫才で締め。
最初から最後まで寸分の狂いもなくファンの心を掴みまくりの一時間。
ファン想いな二人だからこそ作り上げられた最高のライブを見て 9番街レトロのファンになって良かったなぁと心から思うと共に、これからも付いていこうと決心した。
3.やれ全ラジオ
9月の始めにしゅんさんがstand.fmで「やれ全ラジオ」を立ち上げ、9月中毎日更新。
…という話だったが、段々更新が追いつかなくなったようで最終日に一気に12本更新していた。
夏休みの宿題のようにこなし、次々届く更新通知に笑わせてもらったのでこれもまたエンターテイメント。
やれ全ラジオはとにかく緩く、序盤は特にずっと何を言っているのかわからなくてそこがたまらなく面白かった。
#1と#2、もう何回リピートしたことか。
若干トラウマになっている可能性もあるけど、時々でいいからまたやれ全ラジオ更新してほしい(私信)。
4.京極風斗の道楽ちゃんねる。 週一生配信
京極さんは、個人のYouTubeチャンネル「京極風斗の道楽ちゃんねる。」で毎週水曜日0時から約一時間の生配信をしてくれていた。
基本はコメントを沢山読むスタイルの生配信。
ゆるゆるお喋りする日もあれば、深夜の飯テロ、漫才のネタ案やコラムのテーマを募集する回もあった。
早速採用されているネタ案もあったとのこと。
媚びるわけでもなく、適度にファンを巻き込んでくれる絶妙な距離感が良い生配信。
これもまた時々やってほしい(私信)。
5.ツギクル芸人グランプリ2021を始めとしたテレビ出演
狙ってか偶然かテレビ出演も多かった9月。
中でも語らずにはいられないのが、9/18に放送されたツギクル芸人グランプリ2021の決勝。
9番街レトロのネタは『寝れない』。
トップバッターでしっかりウケて間違いなく爪痕を残していた。
残念ながらファイナルステージには進めなかったものの、9番街レトロの好きなところが詰まったネタがウケてたというだけでも嬉しかった。
煽りVのかっこよさに涙が出そうになったのはここだけの話。
個人的にAブロックに好きな人達が固まりすぎてて正直少し複雑な気持ちだったが、Aブロックだけ全組に票がバラけてたのは嬉しかった。
その他にもネタパレ、有田ジェネレーション(Paravi)、本日の狂演者、てててTVなど様々な番組への出演があった一ヶ月。やっぱりテレビはワクワクする。
ファン歴が浅い私でもこんなにワクワクするのだから、長く応援している方々のドキドキと喜びは計り知れない。
6.9番街フェス グランドフィナーレ
大盛り上がりの9月は、9/30のYライブ『9番街フェス グランドフィナーレ』で幕を閉じた。
今までのことや、これからのこと。
お金を払って共有した9番街レトロのファンだけが心に留めておくべき秘密の話がたくさん。
売れる未来のために自分達はどうするべきか。
きちんと考えて着実に進んでいく二人のことを心から尊敬するし、これから9番街レトロが進んでいく未来を一緒に見たいと心から思う配信だった。
まさにやれ全な二人。
やれること全部やってるやん(心から)。
あとはやっぱり、私にとっての娯楽は 彼らにとっての現実であるということをいつだって忘れずにいたいと改めて思った。
常にリスペクトを持って、これからも沢山笑わせていただこうと思う。
しゅんさん。京極さん。
最高に幸せでワクワクする一ヶ月をありがとうございました。
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