第2回 プレイオフMIN戦ファーストラウンド1Qまで



1Qの序盤のオフェンス解説に全勢力を注いだ結果、後半の内容は激薄です。

スタメン
DEN:マレーKCPMPJAGヨキッチ
MIN:コンリーNAWエドKATゴベア

シリーズ最初の攻防
ヨキッチvsヨキッチ対策

ナゲッツボールでスタート
KATがヨキッチに、ゴベアがAGにマッチアップ、AGが3Pラインでボールを持ちますがゴベアは一切間合いを詰めません。第1回で紹介したヨキッチ対策2)の守り方を早速してきました。

通常だとリーグ屈指ディフェンシブセンターのゴベアをヨキッチに当てることがセオリーですが、ここはリーグのトレンドに則り、敢えてKATをヨキッチに当てます。AGのアウトサイドシュートを捨て、ヨキッチ&AGのペイントエリアの得点を抑えたい狙いが見えます。

その他、マレーにはNAW、コンリーがKCP、エドワーズがMPJにマッチアップ

最初の得点はナゲッツ。ヨキッチがポストプレーからコーナーのMPJにキックアウト、少しタフでしたが見事に3がヒット。


揺れるMINのゲームプラン


続くオフェンスはMPJがトランジションから3Pを狙うを失敗、しかし、KCPがリバウンドを回収します。そして、ゴードンが捨てられた3Pを1発で成功。素晴らしい立ち上がりです。

ここまで開始2分。MINに対して大きなダメージをあ与えました。

MIN側からするとこんな感じです。
①成功したはずのヨキッチへのディフェンスが1発で突破される。

②ゴードンの3Pをケアする必要があるかもしれない。

ナゲッツは試合開始早々、MINのゲームプランを揺らがすことに成功しました。

更にボールを奪ったAGはそのままゴールに駆け上がり強引にアタックしそのままダンク。ゴベアとKATが戻りきれず手薄となったゴール下を見逃しませんでした。

その後(以降内容薄い)


一方でMINもエドワーズがゲームを落ち着かせます。プルアップ3、戻りの遅いナゲッツのディフェンスを見逃さずペイントアタック。これは止められません。

続いてヨキッチが再びポストプレー。ダブルチームに来ないことが分かったヨキッチ。今度は早めに仕掛け、自ら点を取りに行きKATからファールをゲット、更にシュートを決めてAND1。KATをヨキッチに当てるディフェンスはファールトラブルというリスクがつきますが、ヨキッチは強引にこれを攻めてファールの個数でも優位性を狙い成功させました。

KATにスイッチのミスマッチを狙われ失点しますが、コンリーが逆サイドのオフボールスクリーンに気を取られた瞬間、ヨキッチがコーナーに弾丸パス。KCPが3Pをしっかりと沈めます。さらにヨキッチが技ありのステップを見せ得点。16-10となったところでMINがタイムアウト。

タイムアウト明けMINはコンリーのPnRを起点にオフェンスを切り替えこれが成功します。コンリーの3P、アンダーソンのショートロールからフローターが2連続で決まり今度はリードを奪われたナゲッツがタイムアウト。これはアンダーソンが上手い。ヨキッチのディフェンスが狙われました。

その後はジェフがKATにプルアップを撃たせ、ウイング陣もコーナー3に対してしっかりコンテスト。ペイントと3Pをしっかり守る、良いディフェンスが続きます。BBもシンプルなリムアタック、フローターと持ち味を発揮します。

ちなみにベンチタイムはAGのスモール5、ラスト30秒ゴベア対策のDAJです。悪くない判断だと思います。スモール5は体の負担が大きく、シリーズを通して使うのは得策ではありません。少しでも休めそうな場面な休ませるべきです。DAJの起用も相手がゴベアなら、1分なら悪くないと思います。

26-23で終えた1Qですが、2点を取るのに苦労し、早々にディフェンスのゲームプランを崩されたMINと、まだまだ多くの引き出しを残すナゲッツ。点差以上に余裕のある試合運びです。


今日はここまで続きはまた明日やる気が出れば書きます。


それではまた〜

道道


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