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空撮:環状の集落(埼玉県川島町)

低平地の中の微高地に成立する集落には、その微高地の形に従って面白い形状になることがある。写真の集落は、荒川の氾濫原に旧河道の蛇行に沿って環状(円形)にできた自然堤防跡に成立していて、見事に円を描いている。

国土地理院の標高データで見ると、この集落のベースとなったもの以外にも、大きく弧を描いている自然堤防跡が周辺にいくつも存在していることが観察できる。荒川がいかに傍若無人に蛇行を繰り返していたかがわかる。

↓は以前紹介した乙字形の集落


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