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土木:高速道路:小仏トンネルの渋滞解消事業・付加車線建設工事

2月末(2024年)に中央自動車道・新小仏トンネル(仮称)の工事現場を特別に見学させていただく機会がありました。

その際に、今回の新小仏トンネルの工事は小仏トンネル区間の渋滞解消を目的とした事業の一環で、単にトンネルを新しく掘るだけでなく、トンネルの東側(東京側)の八王子JCTまでの区間に付加車線を増設する工事も同時に行っているという説明がありました。八王子JCTまでの区間の車線が増えると、圏央道へ向かう車をうまくさばくことができます。

せっかくなので、東側の付加車線の工事の様子も見に行ってきました。
今回は工事現場見学の申請はしていませんので、工事現場の外側から、一般道から見える範囲になります。

上長房橋

写真左が上り線の橋で、右が下り線の橋です。その間に付加車線を載せるための橋脚を新しく建設しています。奥の方の橋脚は、その先の切土区間につながるために擦り付けが必要になるので、門型の橋脚に造り替えられているのが見えます。
今は現場にクレーン車などの重機は見えませんが、営業中で実際に車が走っている上り線と下り線の間の狭い区間での作業は大変だったことでしょう。

山中に急に現われたタワー。これは、工事の関係車両を高速道路の高さまで引き上げたり、逆に一般道に下ろしたりするための、車両用エレベーターです。
それにしてもカッコいいですよね。まるで秘密基地のロボット発進用のタワーのようです。

上長房橋の隣は木下沢(こげさわ)梅園です。この辺りは梅園がいくつもあり、3月の初めには梅まつりも開催されますが、私が行った時にはもう満開の時期は過ぎていました。少しは花が残っていて、木々が白く見えていましたが。

小仏トンネル東側

作業用のスペースを確保するために、高速道路の法面を利用して櫓が組まれています。下から見上げるので迫力あります。

ここはちょうど京王バスの小仏バス停の目の前でしたので、そこからバスに乗って帰りました。高尾駅の北口に到着です。


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