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ドローン:国交省のドローン登録(機体登録)申請をやってみて気が付いたこと

ドローン:国交省のドローン登録(機体登録)をやってみて気が付いたことを書きます。
まず登録操作を行なう機器ですが
(1)無人航空機登録ポータルサイト/国交省DIPS画面に接続するブラウザ
(2)スマートフォンの画面
(3)メール受信
この3つを同時に行なえる環境をあらかじめ用意してから始めることをお勧めします。

特に一番最後の申請完了のプロセスで(1)と(3)の操作が同時に求められます。
(1)でDIPSの画面を開きながら、同時に(3)でメールを受信して、メールに記載のURLをクリックして認証を完了させて、ようやく(1)の画面が申請完了になります。この同時操作せずにDISPの画面を閉じてしまうと、最初からやり直しです。

本人確認をオンライン上で行なう場合(登録画面内ではekycという言葉で案内されます)は、やはり(1)と(2)の同時操作を求められます。
(2)のスマートフォンで本人確認書類や顔写真の撮影中は、(1)のブラウザが保留中になり、撮影が完了してからまた(1)に戻るという手順になります。
本人確認をオンライン上で行なう場合(ekyc方法)は、(2)スマートフォンを使って撮影&確認処理を行ないますが、スマートフォンの性能が良いものをお勧めします。
仕組み的にはブラウザからカメラを呼び出すという重い処理をさせているので、スマートフォンの性能が良くないと、フリーズしたり、処理に時間がかかたり、撮影時の反応が鈍いなどの不具合が発生しやすくなります。
このオンラインでの本人確認は、裏側でDIPSとekycで連携を取っているようで、ekyc側で何かエラーがあった場合(スマートフォンの通信が一時途切れるとかフリーズするとか)、すぐにDIPS画面の方で登録手続きが中断してしまいます。おそらく、多くの人がつまづいている箇所だと思います。

あと、本人の顔も撮影するので、心構えをしておいてください。髪がぼさぼさでも、日焼けして肌ボロボロでも、認識してくれますが(笑)
顔の撮影と言っても、実際にはバストショットを標準としているようなので気になる人は服装にも気を配るといいのではないでしょうか。

ドローンが複数機登録しようという人は、複数機登録できるプロセスになっているので、同時に申請することをお勧めします。
後から追加で登録もできますが、また「あの」面倒な本人確認手続きからやらないといけないようです…

本人確認でekycと連携する以外の場所は、割とゆっくり操作しても大丈夫です。
例えばドローンの機体番号を確認するのに「バッテリー外した所だっけ?アームの内側だっけ?どこだっけ?ネットで調べてみよう、あ、ここだここだ、2行になってるけどこれ全部入力するんだよな」ぐらい、まごまごしても登録画面は待っていてくれます。
落ち着いて、時間をかけてやっても大丈夫です。

ドローンの機体登録のDIPSの登録画面、自画面のセッションはかなり長めに維持するようになっている感じなのですが、これはシステム的には別の弱点につながります。
セッション時間を長く取るとサーバー側で処理する同時セッション数を増やさないといけないので、締め切り間際とかで申請が集中してしまうと「つながらない」事態が起こりやすいような気がします。
昨年(2021年)12月にサイト開設以来何度かメンテナンスされているので、同時セッション数も増強されているとは思いますが、早めに申請するにこしたことはありません。



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