会社人ならほとんどの人が理解していて、社会人になる時にはほとんど知らない事実

前提条件です。筆者は、通常の会社で人材開発系の部署に所属しています。
(いわゆる人材開発系のコンサル等の社員ではない)
ということを頭の片隅に置いて読んでください。

筆者以外の人はとりあえず除外しておきます。
上記Twitterは自分自身を顧みて、まさにド直球な真実です。
「多くは」と書かれていますが、ほとんどだと思います。

会社は、お金を稼がないと維持できないので、最前線に優秀な人材を配置します。一部は稼ぐためのタネを見つける部門かもしれませんが、「現在の本業」「未来の本業を産む」ところに優秀な人材を配置します。

対外向けに会社という形を維持するために必要なセクションがあります。
財務・法務・知財・大きな会社だと広報も含まれるかもしれません。
ここが脆弱だとお金を稼いでも、会社組織として成り立たなくなるので、お金を稼ぐ組織とは別のスキルかもしれませんが、優秀な人材を配置します。

各部署に無限に人を配置することはないので、一定人数以降の人は上記以外の部署に配されます。
まさに最前線に出せない人です。
経営者でなくとも部下を持ったことがある人なら誰もが理解できることです。稼げるエース級をわざわざ他部署の人材開発系に出すわけがない。
稼げて部下育成ができるのなら尚更自部署で抱え込みます。
なので、上記Twitterは会社人なら当たり前のように理解できることですよね。
(自分が人材開発系にいるので本当なら否定したいが、流石に否定は無理だ)もちろん、例外はありますよ。少なくとも自分が例外に入るなんて思えるほと図太くはない。

ただ、これを理解して、言われたように研修をこなしてもそこまで変わらないでしょう。会社は思ったより複雑です。特に生産に携わる会社は。

(ここからは筆者除外です(笑))
「今」最前線に出せない「使えない人材」の「過去」最前線にいた時の知見が生きてくる時があります。
平時は役に立ちません。むしろ積極的に排除される知見です。
問題が発生して、最前線の人が対処できない問題の場合のみ生きてくる「知見」です。
最前線の人は自分たちが対応出来ない問題が発生するなんて想像しません。
そんな想像していたら最前線にいませんから。
そんな天文学的数字?の発生確率の問題が(ほとんどが根幹を揺るがす大問題)発生した時のみ役にたつ「知見」。そんな問題は、解決に導いた「知見」より、解決した「人」にスポットライトが当たります。それは最前線の人です。
そうして、また「知見を持った人」は「使えない人」に戻っていくと・・・

そんな「知見を持った人」を大切になんて言いません。そんな「知見を持った人」という存在がいることを、時々思い出して下さい。
(くどいですが筆者除外です(笑)思い出さなくていいです。)

以下余談。
はっきり言って、田端さんみたいな優秀な人は、「仕事のための仕事的」な研修を真面目にこなして、時間を無駄にしたところで十分以上に優秀ですよね。
世の中、成功した人の話を聞いて「理解して」、実践して「成功する」人は一定数います。
大部分は、「理解したつもりになって」、実践して「成功しない」人たちですよね。
希少性があるから、話が新鮮なんです。

あなたは、成功する人ですか?それは良い方向に非凡な人ですかという問いかもしれません。
イエスと何の疑いもなく言える人は突き進んでください。
ちょっとでも迷いが出た方、周り、自分の立ち位置をリサーチしながら進んでくださいね。

そうすれば筆者のような失敗は避けられます。
失敗した身からすれば、同じような失敗する人は見たくない。
少しでもそんな人が減るように人材開発していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?