皆さんは勧誘されたことありますか？
僕はね実はあるんです。
忘れもしない、2017年3月
私が最後にされた勧誘について今回は話します。

僕のケータイのショートメッセージに
「〇〇くん久しぶりだね！」元気してる？
と中学を卒業以来に同じ部活だったS君から
連絡が来た！
S君はあまり人に嫌なことを言うような人じゃ
なかったからそんなに嫌いじゃなかった。
僕はなんで連絡が来たのだろう。
そう思いながらも「元気でザンス。」
充実してそうな余裕ある返し俺はをした。

少しやり取りをするとどうやらS君は私に紹介したい人がいるみたいだ。
当時大学2回生を終えた俺は、未だ友達を1人も作る事が出来ずにバイト先のうどん店で一生懸命天ぷらを揚げる日々を過ごしてる。
この闇のカリスマに紹介したい人がいるだって？
OK、闇は惹かれあう。
日程を決めて都心で会うことに決まった。
(たしか渋谷区とかそんなだった気がする)
前日S君から不穏なメッセージが届いた。
明日スーツで来れる？
このメッセージで様々なことを想像し私は面倒くさくなってしまった。
しかし、大学に入学してから2年まともに人とコミュニケーションをとってない俺にはこれはチャンス。人と関係が築くチャンスが今来てる。
いままでの不遇貯金をcash out だ。

当日俺は駅で14時S君と待ち合わせをした。
S君はなんかオシャレなコートを着て
大学の入学式のスーツを纏った私とは一味も二味も違う。
そんな彼は私をホテルのカフェに連れて来てくれた。なんだここは。ホテルでお茶するのか？最近の大学生はよ？地元の星乃珈琲じゃダメなのか。
そう思いながらS君は珈琲を注文、浅いなと思い
オレンジジュース注文し格の違いをみせる。
数分の沈黙が続きS君が紹介したいという奴きた。
なんかセクシーな兄ちゃんだ。
なんだかオシャレなジャケットを着こなし
オダギリジョーみたいな髪型をしてた。
小3学校でお漏らしをした糞芋大福が話していい
奴じゃない、すぐにわかった。
糞芋大福は完璧に萎縮、潰れる喉。
名前を忘れた為このエロ野郎をTさんとする。
TさんはSくんにどこまで話した？というやりとりをした後Tさんは話を続けた。
どうやら話を聞いていると今後の資産形成の話をされた。
あーあつまんね、なんで俺はしらねぇエロい兄さんによ、資産形成の話されて、準備不足だの俺が嫌いな将来の話されなきゃなんねーんだよ。というか、お前誰だよ。何のために俺に説教垂れてんだよ。と思ったが
あうう… うう…としか返せなかった。
その後話は発展し、絶対に勝てる投資の話をされた。ライアゲームみたいでカッコ良いよね。
あーだこーだ言ってたけどFXの話で
要約するとこの50万のよ教材買えばよ、お前の人生余裕決定だからよ、買え。とのこと。
お前の貯金がないならよ、紹介するよと言っていた。闇うどんのカリスマ総資産は60万。
涙を堪え仕事をした私の60万だ。
それがこんな教材に変わるだなんて…
あうう…考えさせてください。といい。
Tさんと連絡先を交換してホテルを出た。
その後S君がもう1人紹介したい人がいるといい
近くにあったオシャレなレストランに連れてきてもらった。レストランで待つとなんかチャラ男が出てきた。白いズボンと黒のナイキのモアテンを履いておりブランド物で着飾る彼はいかにも成功者。だが見た目はダサい。
大学行く時に300円の立ち食い蕎麦を好んで啜る俺とは天と地である。
なんかうめえパスタを食って
ダサ男は投資勧誘に追いチーズだ。
俺はあうう…うう…となり話しかけられてもえへへと笑う機械に再びなった。

食事を終えS君と2人東京の田舎に帰る。
S君は私に野望を語っていた。
時刻は20:00時を過ぎヘトヘトである。
そうなんだねと、インコ様に相槌をうち続けた。
今日はありがとうね。と言われ3日以内にやるかやらないかのジャッジを迫られた。

解散後家路についた私は将来のことを
考えた。一生糞芋大福でいるか、50万で高級糞芋大福になるチャンスを掴むかだ。
結婚だのあーだのこーだの考えたくねー話を
してくるエロいオダギリジョーみてえな奴。
中学卒業ぶりに会ったS君。
白パンツにナイキのモアテン履いてたダサ男。

色々考えた上出た答えはやらないだ。
純粋にこの糞芋は人と関わるのがめんどうなのである。
やるならやるで1人でやるし
お前らみてえなよくわかわんやつに50万払って
やるくらいなら自分でその50万溶かした方が
まだマシだってんだよ。
小中高大コミュニティに属せない自分が
こんな奴らと関係を築くなんて無理な話なのさ。
気の迷いで人と会うと痛い目に遭う。

そう決意を固めS君にメッセージを送る。

「やらないでザンス」

S君ずっと俺は君の上にいるよ。

その後今日まで返信はなかったのでこれでよかった。

いつも通りの日常に戻り今日も天ぷらをあげる。
僕は今日も元気でした。

#投資 #日記