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【SF】巻き返しに必要なのは(開幕〜5/10振り返り)

ロブ・ネソです。
開幕から今日(現地時間)までのサンフランシスコ・ジャイアンツ(以降SF)の簡単なおさらいをしたいと思います。
サムネイル画像の公式ツイートURL元↓

4月のSFは11勝16敗の勝率.407の地区4位に甘んじました。(現在は勝率.444の地区4位)
昨年までは下にロッキーズ(以降COL)と、Dバックス(以降ARI)がいるのが当たり前のようになっていましたが、現時点ではARIが首位争いを続けるという見事な快進撃を続けています。

地区4位に甘んじてるSFですが、4月に関しては課題が明白でした。

-試合を作れない先発陣

SF先発陣が4月はほぼ完全に倒壊していました。

ウェブ 防御率4.40 WHIP1.15
ストリップリング 防御率6.89 WHIP1.60
カッブ 防御率2.43 WHIP1.29
デスクラファニ 防御率2.70 WHIP0.93
マナエア 防御率7.85 WHIP1.64

かろうじてデスクラファニとカッブは好投してますが、全体的には全く試合を作れてるとは言えない状態でした。

-4月はややロドニー化してたドバルも今月は無安打無失点継続中

若きクローザードバルも開幕直後は非常に不安定でした。数字も1勝2敗 ERA3.27 WHIP1.36という有り様で、抑えに置くのはややしんどい感じではありました。

しかし、5月入ってからは5登板で無安打無失点と復調。今現在はERA2.30 WHIP1.09という素晴らしい数字に戻しています。
SFに限った話ではありませんが、躍動するチームには絶対的守護神が必要不可欠です。今後も彼の躍動に期待です。

-まさかのHR数がMLB30球団中4位!
補強とコンバートが功を奏す

新加入のJ.D.デービス(7本)と、ベルトの後釜として一塁メインに就いたウェイドJr.(7本)を筆頭に、SF打線全体的に突出とまでは行かなくとも、割と満遍なくホームランを打てています。

昨季140試合出場し、初めて二桁HR(14本)打ったエストラーダも既に6本、中々覚醒しきれないバートの代わりに出場機会が増えているセイボル捕手も5本、低打率ながら新加入のコンフォートも5本と、現時点では新顔の長打が目立つ印象があります。
また、開幕後にIL入りしてたマリナーズの躍進を支えたミッチ・ハニガーもILから4/24に復帰したので、彼の復調に今後は期待です。

また、ダークホース的な大躍進をした一昨年の2021年も、チーム本塁打数がMLB全体で2位だっただけに、後は投手陣が奮起すれば、また一昨年の様なミラクルじみた快進撃を観れるかもしれません。

-主な故障者
今現在、ヤストレムスキーはハムストリングを痛め、MRI検査の為10日IL入り、
正遊撃手クロフォードは右ふくらはぎの肉離れの為遡って4/30から10日IL入りしてます。

4月は先発陣が不甲斐なく、少しドンヨリしたスタートとなりましたが、5月に入ってからは投手陣全体が奮起し、現地時間5/10時点でSFの先発陣の防御率は3.65。MLB全体の6位までもう登ってきました。今まさに、先月不甲斐なかった先発陣が巻き返してきています。今後に期待しましょう。
※ちなみに今日まで先発陣の勝敗は9勝12敗。チーム別の防御率ランキングで1位から13位まででの中で先発陣が10勝以下なのはSFだけ。

今回は以上となります。
次回はもう少し月末〜月初め辺りに投稿出来るよう努力致します。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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