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【SF】WC枠圏内と今後の補強ポイント(6〜7月振り返り)

ロブ・ネソです。間が空いてすいません。
今回は6〜7月(日本時間7/25まで)の振り返りと、8/2のトレードデッドラインに向けた個人的にサンフランシスコ・ジャイアンツ(以降SF)に補強して欲しい部分を書いていきます。サムネイル画像のツイートリンク↓

https://twitter.com/sfgiants/status/1674968255809695744?s=46&t=LPMBoOIxbevOjjATOIVMPQ

-今の勢いを作った10連勝と7連勝
6/12から6/22まで驚異の10連勝。この連勝期間の平均得点は8得点。中でも、同地区強豪のドジャース(以降LAD)相手に7-5、15-0、7-3と打線が爆発してスイープした事により、チーム内に「俺たちは(ポストシーズン)に行けるぞ!行くぞ!」という雰囲気が作れていけたと思います。

翌月の7/9〜7/19にも7連勝(※7/11〜14はオールスターブレイク)をし、同地区の上で快進撃を続けているダイヤモンドバックス(以降ARI)に食らいついて行きました。
しかし、その後の7/20から今日まで6連敗。一時は2位になるも、今は3位。オールスター明けに大失速しているARIと団子状態になり、気づけば上にはまたLADが定位置にいる状態に。

ナ・リーグのワイルドカード争いも、今はSF含む5球団が勝率.530台という大激戦に。ここから頭一つ抜ける為には、大躍進した一昨年2021年のクリス・ブライアント獲得のような大胆な補強が必要と言えるでしょう。

-オールスターにドバルとカッブが選出
今年のオールスターゲームには守護神ドバルと、ベテラン右腕カッブが選ばれました。
ドバルは5月中旬辺りから候補としてほぼ予想出来ましたが、カッブがここまで前半戦に好成績を残すとは思わず、今年のサプライズの一つになりそうです。

オールスター前までの2人の成績はこちら↓

カミロ・ドバル
41試合 ERA2.67 2勝3敗 26S 被打率.179
57奪三振 WHIP1.05

アレックス・カッブ
16試合(16先発) ERA2.91 6勝2敗 89.2投球回
被打率.277 86奪三振 WHIP1.34

-ドラ1の両打ち新人捕手がチームの救世主に
18年ドラ1(全体2位)のジョーイ・バートがポージーの後釜候補としてのプレッシャーを感じてか、中々思うような活躍が出来ていません。
そんな中、20年ドラ1(全体13位)で入団したパトリック・ベイリーが存在感を見せています。

今年の5/19にMLBデビュー、5月のOPSは.914、6月のOPSは.899と結果を残しましたが、不調なのか、相手の研究あってか、7月のOPSは今現在.385と一気に転落。
両打ち捕手というのも貴重なだけに、バートの二の舞にならないことを願っています。

-今後の補強ポイント
トレードデッドラインに向けて、今後SFに補強して欲しいポイントをざっくり挙げていきます。
あくまで個人の意見なので、その辺はご了承ください。

①先発 (候補はバーランダー?)
今季は勝ち星に恵まれないエースのウェブはさておき、先発ローテの成績が全体的に悪いです。
今現在、規定投球回をクリアしているのはウェブだけであり、オールスターに選ばれたカッブも後半戦はややバテ気味。そして、昨オフに補強したストリップリングと、パドレスから引き抜いたマナエアが仕事を全う出来ていない状況です。

先発補強の候補としてメッツのバーランダー等もありますが、MLB.jpの記事にある通り、今40歳のバーランダーを獲ると、42歳まで保有する覚悟が必要です。
また、マナエア、ウッドの先発左腕が不調なので、カージナルスのモンゴメリーを獲るのもアリだと思っています。

MLB.jpのバーランダーに関する記事リンク↓

http://www.mlb.jp/?p=58998

②左投手に強い打者
SF打線は対左腕投手に課題を残しています。
対左腕のチーム全体OPS.670は30球団中、29位のブービー。ナ・リーグ最下位であり、全体の最下位であるツインズが.664で僅差という有様です。

主な理由としては、主力のピーダーソン、コンフォート、ウェイドJr.等が露骨な「右弁慶」というのがあります。

一応、現状で対左腕で成績を残しているのが、
フローレス(打率.320 5HR OPS.904)
スレイター(打率.327 3HR OPS.905)

の2人ですが、共にシーズン打率自体が3割近く、左右問わずそこまで苦にしていません。
個人的には今後ポストシーズンに出る事も考え、左投手に強いスペシャリスト的な打者は欲しいと思いますり

また、先述した新人ベイリーは両打ちながら、
VS右打率.327  VS左打率.237と右を得意としていますが、まだ今年5月中旬デビューな為、データが少ないので、「経験豊富な左殺し」が欲しいと思っています。
2021年のダリン・ラフの様な存在が理想に近いですね。

思えばSFはジャッジに振られ、コレアに振られ、功労者ベルトに別れを告げ、今季がスタートしました。
そんな中でここまで戦えているのは素晴らしいと思います。トレードデッドラインでどういった動きをするのか楽しみです。

今回は以上となります。ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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