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佐渡裕さん渾身の「ボエーム」

(写真は笛田博昭さんのフェイスブックから使わせて頂きました)
 
2年前の2020年7月、佐渡裕さん肝煎りで予定されていた兵庫県立芸術文化センターでのオペラ「ラ・ボエーム」全8公演が新型コロナウイルスで中止されました。
チケット払戻しの後に残った航空券をどうするか悩んだ末、大阪箕面~明石を旅行、結果として素晴らしい出会いの旅になったのを思い出します。
   ⇒明石とのご縁:https://note.com/robin_fujiwara/n/nfe651eb54a04
 
2年後の2022年7月、同じメンバー・同じ内容の公演が実現しました。
佐渡さんの強い思い入れ(執念)を感じました。
詩人ロドルフォ=笛田博昭(テノール)、お針子ミミ=砂川涼子(ソプラノ)
今回は岡山県玉野市に住む又従姉のご主人と2人で、7月18日(4日目、日本人キャストの2日目)に行きました。
例によって、歌手の声が一番良く聴こえる席(3階前列中央)を陣取りました。
(参考ブログ⇓)
’22/2@武蔵小金井: https://note.com/robin_fujiwara/n/nb56518f32594
 
私は大満足だったのですが、舞台から距離があるのでパートナー氏はどの位楽しめたか少し心配です。(オペラグラスを2つ持参してお貸ししたことでお許し頂ければ)
3階席の最前列中央は、隣に若い女性が1人いたのみで空席ばかり(1階はほぼ満席)だったのは良かったのですが、ちょっと寂しかったり・・・(笑)
 
ご存知の方も多いと思いますが、La Bohemeはプッチーニの代表的なオペラの一角、パリのアパートの屋根裏部屋を舞台とする貧乏詩人ロドルフォとお針子ミミの切ない恋の物語。 なのですが、今回の舞台が「セーヌ川に浮かぶ廃船の上」だったのには驚きました。
しかし、詩人ロドルフォ(テノール笛田博昭さん)とお針子ミミ(砂川涼子さん)を始めとする全キャストは素晴らしい出来栄えで、佐渡さんのオーケストラが舞台上と多少合わない部分があった以外、全体として非常にレベルの高い演奏だったと思います。
 
そして8日目の千秋楽の情報が入ってきました。
それまで7日間の公演が評判を呼んだのでしょう、トップの写真のようにほぼ満席、最後は全聴衆がスタンディングオベーションという盛上がりだったそうです。
そろそろ発売の「音楽の友」9月号に載るのではないかと楽しみに待っている所です。
(9月号2ページの記事になってました!)
 
その佐渡裕さんが2023年4月から、新日本フィルハーモニー交響楽団(東京都墨田区本拠)の音楽監督に就任します。 兵庫県立芸術文化センター(西宮)で成功を収めた地元密着型モデルを墨田区でも、とユーチューブなどで盛んに発信を始めていて、今から楽しみにしています。
 
この西宮でのオペラが終わった後、明石で2泊して満悦した私でした。
 
(関連ブログ
 ⇒私達の旅行術: https://note.com/robin_fujiwara/n/n86562d203840
 ⇒泉市長好物のきつねうどん:https://note.com/robin_fujiwara/n/nbfc87a9cbac3
 
おわり

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