ドンペリというシャンパン

皆さんは「ドンペリ」(正式にはドンペリニヨン)と聞いて何を思い浮かべますか? かつての私は「銀座の高級クラブで金持ちが何十万円を払ってシャンパンタワーのてっぺんからグラスに注ぐ図」と答えたと思います。

30回目の結婚記念日に向け「どこへ行こうか、何をしようか?」と話した時、「25周年は何をしたっけ?」~~~「どこかで何か食べたような?何だっけ?」(よく覚えていない)となり、「またどこかで何か食べるよりもっと良いアイデアは?」となりました。
そこで浮上したのが、ロマネコンティ(赤ワイン)かドンペリ(シャンパン)を家で飲もうか、と。

調べると、ロマネコンティは1百万円以上! 対するドンペリは約2万円!
「安い!」(外で食べてもこれでは済まないし)と決まりそうになると、家内が「ドンペリに合うツマミを作るのが嫌だ」と難くせをつけたので、「それなら私がツマミを作る」と言ってしまった私。(笑)

ドンペリ(白)はネット通販で、1万8千円位で入手。 ツマミは私が5種類ほど調理。 この中で特筆したい2品を紹介します。
(1)貝柱の30秒蒸し(刺身用の貝柱を30秒だけ蒸し、軽く塩を振るだけ。刺身より美味だと思います)
(2)エポワス チーズ(フランスの王侯貴族が愛した「神様の御御足の匂いがする」というチーズ)
ドンペリ(白)はすごくバランスの良いオーソドックスなシャンパンで、納得の行くものでした。 2つのツマミは良く合いました。

その後の我が家では、息子・娘がお相手を連れて来た時、ドンペリをウェッジウッドのシャンパングラスで供し、グラスはお持ち帰りにしました。 お相手はすごく喜び各々の実家に報告、実家も喜ぶ、という成果を上げました。 空きボトルは我家の食器戸棚に、年月日を下げて飾ってあります。

因みにですが、詳しい友人に勧められてドンペリのロゼ(白より高い)も試したのですが、私達には薬臭く感じられてしまい「白の方が美味しいね」と話してました。 その彼によると「ロマネコンティは中国人が買い上げて高くなっただけで、味は大したことない」そうです。

私のホームページです。よろしかったらお立ち寄りください。
https://robinfujiwara.sakura.ne.jp/hp/index.php/
(または、「アルパカ 藤原博行」で検索)

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