こんにちは。たくぼんです。

私は化学物質過敏症なのですが、化学物質過敏症についてと、今回発症までの経緯を説明したいと思います。

化学物質過敏症とは、ごく僅かな化学に曝露しただけで、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感、蕁麻疹等が起きる病です。アレルギーとは別物で、神経異常に引き起こされる病気としています。診断を受けるには特定の病院でしか診断してくれません。なかなか厄介な病です。

私が発症した経緯を書きます。

はじめに発症の疑いがあったのは、２０１９年の夏頃でした。某アルトレットモールの某雑貨屋で購入した安めのルームフレグランスを購入し、玄関に置いていたのですが、１カ月くらい経った後になんかあの臭いが嫌な感じがするな～と思う様になっていました。

その後そのルームフレグランスの臭いを嗅ぐと胃痛と吐き気を催すようになりました。そしてその頃から他の人の柔軟剤の香りに違和感を感じる様になりました。

そして２０２０年の１月中旬くらいだったでしょうか？急に体中が痒くなり、まぶたがヒリヒリするようになりました。そして体に蕁麻疹が出るようになりました。その症状が長く続いたため、近くの大学病院にかかり、皮膚科を受診しました。結果は不明で、塗り薬しか処方されませんでした。

そして今でも強烈に覚えているのが、子供のブロックおもちゃのプラスチックからの揮発で目がヒリヒリし、そのブロックおもちゃを洗面化粧台で水洗いしていました。その当時を思い出すと少し悲しい気持ちになります。「ああ、俺なんかおかしいじゃん、、これからどうなっちゃうんだろう・・・・。」と強烈な不安に駆られた記憶があります。そのタイミングで第二子が生まれるタイミングだったので今でも辛い記憶です。

そしてその後は妻との関係性が悪化し、第二子が誕生してからも自分の症状がわかってもらえない、子供の世話もしなくてはならない、仕事も行かなくてはならない、新型コロナウィルスが蔓延しだしたりと、心が休まる余裕がありませんでした。今思えばよくその時期を乗り越えたなと感じます。相当なストレスに晒されていました。

２０２０年の５月に今は閉院してしまっていますが、東京にある「そよ風クリニック」さんで化学物質過敏症の検査を受け、化学物質過敏症と診断されました。しかも日本では化学物質過敏症は自費でしか診断書出してくれないんです！おかしな話ですよね。本人はこんなに苦しんでるのに。

診断書を貰い、家族と会社に報告しました。幸い会社の方は割と理解がある方達だったので、柔軟剤を変えてみようか？や、トイレの芳香剤を無香料の物にしてくれたりしました。これはとても助かりました。会社によっては理解されない所もありますので。

それからは、なるべく添加物を避けたり、エナジードリンクを飲むのを止めたり、ヨガや気功を試したり、運動をなるべくするようにしました。

私の場合は、曝露すると回転性のめまいとみぞおちの胃痛が顕著に出るタイプでした。めまいはなかなかしんどくて運転をする仕事ですので、事故を起こさないようにする事を特に注意しました。
胃痛はそんなに長くは続かないんですが、集中力がなくなるので事務仕事に支障が出てました。

2023年の現在は寛解に近い形ですが、今でも柔軟剤が酷い所に長くいると体調が悪くなることはあります。完治は難しいかな？でも前のように重たい症状は出なくなりました。運動不足気味なので、運動はもう少ししたいです。

現在はハーブ🌿の力を借りてより症状を軽くしたいと考えています。化学物質過敏症になる方は今後も増えて行くと思います。私の経験や、今後ハーブを使って症状が緩和する研究もしていきたいです。

Instagramもやっておりますので、一度ご覧になって頂けたら光栄です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

#化学物質過敏症 　
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