年末調整から法定調書まで

代表の山本です。

時に財務コンサルタントやフィナンシャルアドバイザーなどと名乗ったりもしますが、会計事務所運営という顔もあるので、いきなりですが地味な年末調整や法定調書、源泉所得税などの業務もやっています。

12月年の瀬、今年も全国の会計・経理系、あるいは労務系の職種の方は年末調整に心血を注いだのではないかと思います。実際にはお家に帰るまでが遠足よろしく、年明けに法定調書を送信するまでが年末調整、みたいなところもありますし、源泉所得税の納期の特例にかかる事務をされていれば1月20日までの源泉をまとめるまではあまり息つく暇もない、というのが本音かもしれませんね。

ただ、税理士でもある私の立場でいきなり暴論吐いちゃいますが

個人の税金事務を会社に押し付けるな!!!

by 日本中の縁の下の力持ちピーポー

これだと思うんです。いや確定申告っていうのがあるでしょう?と。わかりますよ、お国からしたら勤め人には税負担というのを可視化させたくないし、各個人の所得税の確定申告に頼ったら税金事務的に回収率が著しく悪くなるでしょうから、勤め人を束ねている各会社に代理で簡易的確定申告である年末調整を義務付けているという狙いは。その狙いはね。

ただ、であれば、国がやるべき徴収作業の下請けにも当たるわけですから、年末調整ありがとう代くらい国からいただいてもいいのではないか、と。それ払ってでも各人が確定申告をしたりしなかったりで適切に徴収できない損失と比べればペイすると思うんですよね。

他国の実務がどのような感じなのかわかりませんが、日本人、それから日本の会社は真面目ですからね。ちゃんとやりますよね。どうせ源泉所得税の税務調査が入ったら見られて色々と指導が入るわけだし。現実は受け止めないといけないですね。すみませんでした。

なにはともあれ、年末調整お疲れ様でした。

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