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Google Colaboratoryによる筋電図の分析-3

割引あり

こんにちはロック204チャンネルです。
今回は「Google Colaboratoryによる筋電図の分析3」と題しお送りします。


前回の動画では筋電図データをコラボに取り込み
それを処理したうえでそのデータを整流処理まで行いました。
それでは次に移動平均処理について解説して行きたいと思います。



移動平均を求める

移動平均のプログラムについて説明します。
二行目はコードセルの上にタイトルを表示してフォームオブジェクトが実行されるたびにこのブロックを再実行するオートランを設定しています。
フォームオブジェクトはここではドロップダウンボックスを使って3,7,11, 21, 31, 51を選択できるようにしています。
そして整流された波形は六行で変数bfに代入しています。
このデータを移動平均を求めるコードが八行となります。
Bf.rollingとしてwindowに移動平均の項数を設定しています。
項数は四行で選択された値となってきます。
結果はmove_av変数に代入されます。

この移動平均された値はy系列に設定し
時間軸をEMGデータのsecとして13行以降で折れ線グラフを作成しています。

表示範囲の選択

次に表示範囲を選択するプログラムです。
こちらはもオートランを使ってフォームオブジェクトのスライダーが動かされるたびに表示範囲を選択できるようにしています。
一つのスライダーでx_minで、これは表示下限を示す変数です。
X_maxは表示の上限を示す変数で、これらはスライダーより値を代入します。
そして九行目から始まるコードで、タイトル、ラベルを設定します。

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