見出し画像

抹消検査-1 (改訂版)

割引あり


  • こんにちはロック204チャンネルです。

  • 今回はスクラッチ応用講座、抹消試験一改訂版をお送りします。

  • 今回の動画の内容は

  • 抹消課題について

  • 抹消検査課題の作成

  • 抹消検査の作成イメージ

  • 同じ図形スプライトを多数表示するには

  • クローンの表示位置

  • 画面のクローン数を格納する変数の設定

  • クローンがクリックされたときのコードを追加

  • コードの まとめ

https://www.youtube.com/watch?v=W3SU-NPo-RA

この検査の対象となるのは半側空間無視と言われる症状です。
これは脳血管障害の後遺症としてみられる症状で、損傷した大脳半球の反対側の刺激に気付きにくくなったり、 無視したりすることがありこれを半側空間無視といいます。
日常生活の中では、体が患側に傾く、眼球が健側に向いている、 患側の食事を残すなどが観察されます。
こうした患者さんに行われる検査の一つが抹消検査です。
今回はこの抹消検査をプログラムで作成したいと思います。


抹消検査は線分やマークなどが印刷された用紙を示して、しるしをつけさせる課題です。
抹消された線分やマークの数を後で数えて見落とし数・左右差などを比較します。
これにはアルバートテストと言われる 線が多数、描かれた用紙を示しこの線をチェックして行くものと、
ウエイントラウブ・テストと言われる検査で、マークが沢山描かれた用紙の中より、例えば 丸だけを選ばせるような検査があります。
今回作成するのはウエイントラウブ・テストと類似したテストとなります。

抹消検査の作成イメージ 1

こちらの画面は、りんご・バナナ・オレンジが多数表示された画面です。
この元となるスプライトは、りんご・オレンジ・バナナのスプライトが一つずつなのですが、 これがコピーされて多数画面に表示されているものです。
このコピーされたものは、クローンと言われる特殊な表示形態です。
次のスライドよりこのクローンについて 解説して行きます。

ここから先は

2,621字 / 19画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?